生命圏環境科学科

100年先の地球に笑顔があふれるために
深海から宇宙までの広大な「自然」、自然と共に生きる多様な「生物」、そして人間活動を支える「社会」。私たちはこれら全てを「生命圏」と考えています。持続可能な「生命圏」のために、科学の基盤となる理学の力で環境を分析し、工学や人間・社会科学の力で社会のあり方を変えていくことを目指しています。
学科紹介 / カリキュラム / 研究紹介 / 主な取得可能な資格 / 卒業後の進路 / 関連情報 |
学科紹介

理学の知識と情熱で、環境を守る
環境問題に対する正しい理解は、物理・化学・生物・地学など、基礎理学の知識が必要不可欠です。基礎理学の知識と野外実習から得られた経験を合わせることで、理論と実践のバランスが取れた人材育成を目指しています。1学年定員 60人(専任教員 11名)の少人数制で、一人一人の興味と特性を活かした細やかな教育を目指します。仲間と共にプロジェクトで活動する
本学科独自の取り組みである「フューチャーセンター」では、学生中心のプロジェクト活動を企画・運営するための様々なサポートが受けられます。学科の教員がチームの一員となって皆さんの活動を支えます。仲間と一緒に新しい活動にチャレンジしませんか?カリキュラム

専門的な4つのコース
1・2年次に生命圏環境学科で学ぶモチベーションを高めると同時に、基礎理学、農学・工学、社会科学の視点、コミュニケーション技術などを学びます。そして3年次では将来に向けて4つのコースから1つを選択し、環境科学分野の専門家に相応しい見識、能力を身につけます。環境化学コース | 化学技術で地球の健康を守ります 様々な化学物質の環境影響を理解しながら分析方法や浄化技術を習得し、化学的視点で持続可能な社会の構築に貢献できる人材を育成します。 |
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環境生態学コース | 生き物と環境の関わりを考えます 生態系に生きる多様な生物とその環境を知ることで、人間と自然のより良い関係性の構築に貢献できる人材を育成します。 |
地球科学コース | 惑星としての地球環境を考えます 資源・エネルギー問題、地球温暖化、オゾン層破壊といった生命圏環境の維持に関わる地球科学的諸問題の解決に取り組む人材を育成します。 |
環境管理・創成科学コース | 人間社会の持続可能な開発から環境を考えます 持続可能な将来に向け、人間社会と環境の関係を分析し、自然の回復と環境に配慮した社会づくりに積極的に取り組む人材を育成します。 |
全ての分野が履修可能な基礎理学実験
化学実験、生命科学実験、物理学実験、地球宇宙科学実験の4つの実験から、興味のあるものを選択できます。それぞれの実験に対応した基礎講義科目も設置されているため、高校で履修していない科目でも安心して学ぶことができます。これらの実験と講義を通して、理学の知識をバランスよく習得すると同時に、自分の興味を深めることができます。充実した実習科目
1年次は事前学習を基にした野外実習、2年次では国内外の環境問題に対する取り組みを学習します。3年次のコース別での専門実習や夏期集中の野外実習(環境科学野外実習)など、多くの学外実習が用意されています。また、学内では先生や先輩への取材を通じてコミュニケーションを学ぶ実習や、グループごとにプロジェクトの企画や実施をおこなう実習があります。PICK UP授業
再生可能エネルギー論 (2年次春学期) 再生可能エネルギーのメリット・デメリットを多角的に学んだ上で、より良い再エネ導入の可能性について発表していただきます。 |
グリーンケミストリー (2年次秋学期) 環境にやさしい化学プロセスについて理解を深めます。また最新のトレンドを環境イベントで収集し、グループ発表も行います。 |
群集生態学 (3年次春学期) 全ての生物が関わる感染症・寄生虫の視点から、生物間の相互作用を学習します。ワンヘルスや外来種問題の理解も深まります。 |
環境科学野外実習 (3年次集中講義) 海外・里山・都市・地質の4つのテーマから選んで参加する野外実習です。講義で学んだ知識を野外で実感し、学びを深めます。 |
研究紹介
主な取得可能な資格
● 教員免許
・中学校教諭一種免許状(理科)
・高等学校教諭一種免許状(理科)
● 臨床検査技師
・中学校教諭一種免許状(理科)
・高等学校教諭一種免許状(理科)
● 臨床検査技師
(その他に取得できる資格)
・ビオトープ管理士
・気象予報士
・公害防止管理者
・環境計量士
・生物分類技能検定
・エネルギー管理士
・ビオトープ管理士
・気象予報士
・公害防止管理者
・環境計量士
・生物分類技能検定
・エネルギー管理士
卒業後の進路

◆就職状況
専門的なコンサルティングサービス、水処理、化学素材、エネルギーなど多様な企業に就職しています。また、公務員や理科教員、臨床検査技師を仕事に選ぶ人も多くいます。
≪卒業後の進路例≫
● 環境調査・環境計量分析
● 水処理・化学素材・エンジニアリング
● 再生可能エネルギー開発事業者
● 商社・卸売・小売
● 官公庁・公務員
◆大学院進学状況
約3割の学生が大学院へ進学し、修了後はより専門性の高い職種へ就職しています。
専門的なコンサルティングサービス、水処理、化学素材、エネルギーなど多様な企業に就職しています。また、公務員や理科教員、臨床検査技師を仕事に選ぶ人も多くいます。
≪卒業後の進路例≫
● 環境調査・環境計量分析
● 水処理・化学素材・エンジニアリング
● 再生可能エネルギー開発事業者
● 商社・卸売・小売
● 官公庁・公務員
◆大学院進学状況
約3割の学生が大学院へ進学し、修了後はより専門性の高い職種へ就職しています。