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入試情報/アドミッション・ポリシー

 入試情報については内容を十分確認した上で掲載しておりますが,サイト記載の情報と学生募集要項の情報が異なる場合は,学生募集要項の情報を正しいものとして取り扱います。
 入学者選抜に関するすべての事項は,必ず学生募集要項により確認してください。

令和3年度大学入学者選抜実施要項(令和2年6月19日付け2文科高第281号文部科学省高等教育局長通知)および令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項(令和2年6月30日入試セ事一第22号独立行政法人大学入試センター理事長通知)を受けて、入試日程を一部変更します。

入試日程の一部変更の他、以下の通り対応します。

『2021年度理学部入試における配慮および変更について』
1) 一般入試 (A), (B), (C) における出題範囲等の配慮について
 新型コロナウイルスの感染拡大による休校措置等によって、高校3年生の学習に遅れが出ている状況に鑑み、出題にあたっては履修状況の差で著しい不合理が生じないような出題上の配慮をいたします。
2) 共通テスト利用入試の日程変更について
 大学入学共通テストの第2日程の設定に伴い、本学の共通テスト利用入試(前期および前期+)の合格発表日と手続期限を変更します。
3) 総合入試(併願制)の日程変更について
 本学の総合入試(併願制)の出願期間を延長します。併せて一次合格発表日も変更します。
4)入学志願者の受験機会の確保について
  新型コロナウイルス感染症等に罹患した入学志願者の受験機会の確保のため、本学の一般入試(A)、一般入試(B)の受験の振替は一般入試(C)とします。一般入試(C)の受験の振替は共通テスト利用入試(後期)とします。
  また、大学入学共通テストの特例追試験を受験した入学志願者の合格発表は、共通テスト利用入試(前期)および共通テスト利用入試(前期+)の通常の合格発表日とは異なります。

(2020年7月22日)
(赤字部分2020年8月11日追加掲載)
東邦大学理学部では、総合入試(併願制、高大接続、専願制)、推薦入試(公募制、指定校制)、一般入試(A、B、C)、共通テスト利用入試(前期、前期+、後期)を実施します。
受験資格・試験の日程・試験の方法および科目はそれぞれ異なっています。詳細については、学生募集要項でご確認ください。
また、出願方法はすべてWeb出願になります。詳細は、学生募集要項をご確認ください。

なお、ご不明な点は習志野学事部入試広報課(電話:047-472-0666)までお問い合わせください。

2021年度入試情報

(募集人員:化学科・生物学科・生物分子科学科=各80名、物理学科=70名、情報科学科=100名、生命圏環境科学科=60名)
試験区分 学科/募集人員 Web出願期間/書類提出期間 試験日 合格発表日 手続期限
生物学科
約16名
生物分子科学科
約16名
物理学科
約12名
情報科学科
約13名
生命圏環境科学科
約13名
2020年9月1日(火)
9月10日(木)必着
9月16日(水)必着
一次:
書類選考
二次:
9月26日(土)
一次:
9月19日(土)
9月24日(木)
二次:
10月2日(金)
最終:
11月2日(月)
11月9日(月)
2020年10月5日(月)
~10月15日(木)
必着
10月24日(土) 11月2日(月) 11月9日(月)
2020年10月26日(月)
~11月5日(木)
必着
一次:
書類選考
二次:
11月22日(日)
一次:
11月14日(土)
二次:
12月1日(火)
12月10日(木)
化学科
約12名
生物学科
約12名
生物分子科学科
約10名
物理学科
約7名
情報科学科
約19名
生命圏環境科学科
約5名
2020年11月2日(月)
~11月13日(金)
必着
11月22日(日) 12月1日(火) 12月10日(木)
2020年11月2日(月)
~11月13日(金)
必着
11月23日(月・祝) 12月1日(火) 12月10日(木)
化学科
約30名
生物学科
約22名
生物分子科学科
約20名
物理学科
約18名
情報科学科
約20名
生命圏環境科学科
約18名
Web出願
2020年12月14日(月)~2021年1月21日(木)

書類提出締切日
2021年1月22日(金)必着
2月1日(月) 2月10日(水) 2月18日(木)


*正規合格者は一括納入もしくは分割納入のいずれかを選択可能
化学科
約24名
生物学科
約14名
生物分子科学科
約15名
物理学科
約16名
情報科学科
約20名
生命圏環境科学科
約15名
2月2日(火) 2月25日(木)


*正規合格者は一括納入もしくは分割納入のいずれかを選択可能
6学科合計
約24名
Web出願
2020年12月14(月)~2021年2月11日(木・祝)

書類提出締切日
2021年2月12日(金)必着
2月19日(金) 2月26日(金) 3月8日(月)
化学科
約7名
生物学科
約10名
生物分子科学科
約12名
物理学科
約12名
情報科学科
約20名
生命圏環境科学科
約3名
2020年12月14日(月)
~2021年1月15日(金)消印有効
個別試験なし 2月10日(水)
2月16日(火)
2月18日(木)
2月25日(木)


*正規合格者は一括納入もしくは分割納入のいずれかを選択可能
化学科
約3名
生物学科
約2名
生物分子科学科
約2名
物理学科
約2名
情報科学科
約3名
生命圏環境科学科
約3名
2021年2月17日(水)
~3月9日(火)必着
個別試験なし 3月15日(月) 3月22日(月)

理学部アドミッション・ポリシー

【理学部の教育目標と学びの過程】
 東邦大学理学部は、建学の理念に基づき自然・生命・人間を探究する過程を通して、社会に貢献する科学人を育てることを目標としています。この目標のもと、自然科学の基礎から学際分野までの教育ができるように理学部に化学科、生物学科、物理学科、生物分子科学科、情報科学科、生命圏環境科学科を置いています。また自然科学や生命科学の学習を通して教員あるいは臨床検査技師として社会に貢献したいと考えている人のために、東邦大学教員養成課程と理学部臨床検査技師課程も設置しています。

科学人を目指す学びは次の通りです。

(1)1年次より専門科目と教養教育科目をバランスよく学びます。専門科目を基礎から先端の発展的な分野まで段階的・系統的に学ぶことで知識・技能を習得するだけなく、科学的な探究心・思考力・批判力を身に付けます。その結果として科学人としての基盤と応用力を自分のものにすることができます。

(2)卒業研究を視野に入れた実験・実習および演習を重視したカリキュラムで学びます。これらの学習を通して、主体的に学ぶ力や他者と協力して課題を解決する力を伸ばすことができます。

(3)豊富な教養教育科目を学ぶことで、探究心・思考力・批判力を伸ばし、専門と関連する分野から科学全体を見渡せる力に高めます。また外国語を含む読み書きの力を伸ばし、コミュニケーション能力や多様性を受入れる態度、リーダーシップならびに社会と協調して社会に対して責任を果たす態度を身に付けることができます。

(4)1年次より教員養成課程において、中学校および高等学校の教員になるために必要な科目を学ぶことができます。

(5)化学科、生物学科、生物分子科学科、生命圏環境科学科では、3年次より臨床検査技師課程に属して、臨床検査技師になるために必要な科目を学ぶことができます。


【期待する入学者像】
 科学人を目指す学びのために理学部が求める入学者は、次のような資質を持つ人です。

(1)高等学校等において基本的な科目の内容を理解し有機的に活用できる人
(2)理学を学ぶ上での基礎となる数学や理科を深く論理的に理解している人
(3)問題解決のために主体的・積極的に取組むことができる人
(4)講義や演習、実験・実習に意欲的・積極的に取組むことができる人
(5)基本的なコミュニケーション力を身につけている人


【入学試験の基本方針】
 学力の3要素のうち、「知識・技能」については専門分野の学習に必要な基礎学力を高等学校の教育課程において十分に習得していることを重視します。「思考力・判断力・表現力」については、高等学校の学習において身につけた知識を関連づけながら問題を解決する力や自分の考えを文章や数式などで表現する力を評価します。「主体性・多様性・協働性」については、コミュニケーションに必要な基礎的な力と主体的に物事に取組む姿勢や意欲を評価します。これらの方針のもと、各学科の特性に応じて適切な方法で一般入試(A・B・C)、共通テスト利用入試(前期・前期+・後期)、総合入試(併願制・高大接続・専願制)、推薦入試(指定校制・公募制)を実施します。

学科のアドミッション・ポリシー

化学科

【化学科の求める入学者】
 化学は、原子、分子、およびその集合体に基づく物質の学問である。化学は自然科学のなかで他分野との境界領域がもっとも広がっている学問分野であり、基幹的役割を担っている。したがって、化学科では講義、演習、実験を重視したカリキュラムを組むことによって基礎力の涵養を図るとともに、さらに豊富な応用力を持つ国際的に活躍できる人材の育成をめざしている。自然科学における化学の重要性を十分理解し、実験を通して新たな発見や創造を成し遂げる気概をもつ学生を求めている。

【入学者選抜の基本方針】
◆一般入試(A・B・C)
 (A)では、学力の三要素のうち「知識・技能」および「知識・技能を活用する思考力・表現力」に関して、化学・数学・英語の筆記試験を行い、これらの科目の基礎知識と応用力をバランス良く有している人材を選抜する。
 (B)では、学力の三要素のうち「知識・技能」および「知識・技能を活用する思考力・表現力」に関して、特に化学の基礎学力と応用力に長けており、さらに化学の学修において必要である数学の基礎知識、ならびに英語力を有している人材を選抜する。
 (C)では学力の三要素のうち「知識・技能」および「知識・技能を活用する思考力・表現力」に関して、特に理科の基礎学力と応用力に長けており、さらに化学の学修において必要である数学の基礎知識を有している人材を選抜する。

◆共通テスト利用入試(前期・前期+・後期)
 前期では、学力の三要素のうち「知識・技能」に関して、大学入学共通テストにおいて、化学科が指定した教科・科目の評点に基づき、高等学校段階における基礎的な学習の達成程度が入学後の化学科の修学に必要な学力に達しているかを評価する。
 前期+および後期では、学力の三要素のうち「知識・技能」に関して、大学入学共通テストにおいて、化学科が指定した教科・科目の評点に基づき、特に化学を重視して、高等学校段階における基礎的な学習の達成程度が入学後の化学科の修学に必要な学力に達しているかを評価する。

◆推薦入試(指定校制・公募制)
 指定校制では、学校長の推薦に基づき、本学への入学を強く志望し、かつ、出願要件を満たしているものについて面接試験を行う。応募には学校長の推薦を必要とするため、学力の三要素のうち「知識・技能」に関しては、学校長の推薦により保証されているものとみなす。学力の三要素のうちの「知識・技能を活用する思考力・表現力」と「主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」とに関しては、面接試験において判定する。この面接において、本学の建学の精神や教育の理念、化学科の教育の目標を理解し、化学関連分野への貢献という目的意識に裏打ちされた継続的で能動的な学習意欲を有しているか、他者との良好な関係を構築するコミュニケーション能力を有しているかなどを評価する。推薦入試(指定校制)においては、これらを総合的に判定する。
 公募制では、学校長の推薦に基づき、本学への入学を強く志望し、かつ、出願要件を満たしているものについて、化学・英語の適性検査を行い、学力の三要素のうち「知識・技能」に関して、入学後の修学に必要とされる最低限の基礎知識や考え方が定着しているかを評価する。学力の三要素のうちの「知識・技能を活用する思考力・表現力」と「主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」とに関しては、面接試験において判定する。この面接において、本学の建学の精神や教育の理念、化学科の教育の目標を理解し、化学関連分野への貢献という目的意識に裏打ちされた継続的で能動的な学習意欲を有しているか、他者との良好な関係を構築するコミュニケーション能力を有しているかなどを評価する。このほか、調査書や高等学校長の推薦書の記載内容に基づき、基礎学力や語学力が身についていること、向学心や実行力を有していることなどを確認する。

【東邦大学入学までに身につけてほしいこと】
 入学後は、化学科では豊富な講義、演習、学生実験のカリキュラムが用意されている。これらを理解するためには、化学に加えて、物理および数学を学習しておくことが望ましい。また、自然科学の世界で共通言語になっている英語の素養を十分身につけておくことは必須である。

生物学科

【生物学科の求める入学者】
 「生物と生命現象を、分子レベルから地球環境までの広い視野で教育研究すること」を理念にしており、生物の多様性やさまざまな生命現象に強い興味を持ち、創造性豊かな科学人となる学生を求めている。

【入学者選抜の基本方針】
 生物学科では、一般入試のほか、共通テスト利用入試、推薦入試(指定校制)、総合入試(併願制、高大接続、および専願制)を実施し、多様で特色のある背景を持つ人材の受け入れを目指している。生物学科の入学試験では、適性検査、教科筆記試験、大学入学共通テスト、調査書、面接などを組み合わせて、学力の三要素を含んだ志願者の能力や資質を総合的に評価する。すなわち、大学で生物学を学ぶのに必要十分な知識・技能、それらを基盤として答えがひとつに定まらない問題に自ら解を見いだしていく思考力・判断力・表現力等の能力、これらの基になる主体性を持って多様な人々と協同して学ぶ能力を評価する。

◆一般入試(A・B・C)
 理科(化学、生物、物理)・数学・英語のうち複数教科の試験結果に基づき、入学後の生物学科の修学に必要な基礎知識や考え方が体系的に身についているか(「知識・技能」)、それらを関連づけて解を導く力がどの程度養われているか(「思考力・判断力・表現力」)を主に評価する。

◆共通テスト利用入試(前期・前期+・後期)
 大学入学共通テストにおいて、生物学科が指定した教科・科目の評点に基づき、高等学校段階における基礎的な学習の達成程度が入学後の生物学科の修学に必要な学力に達しているか(「知識・技能」)を主に評価する。

◆推薦入試(指定校制)
 生物学科が指定した高等学校の学校長から推薦され、生物学科への入学を強く希望する成績優秀者を対象に面接を行い、本学の建学の精神や教育の理念および生物学科の教育の目標を理解し、生物学関連分野への貢献という目的意識に裏打ちされた継続的で能動的な学習意欲を有しているか、他者との良好な関係を構築するコミュニケーション能力を有しているか、入学後の修学に必要な基礎学力を有しているか、などを評価する。合わせて、調査書も活用し、学力の三要素を総合的に評価する。

◆総合入試
 総合入試(併願制)または総合入試(専願制)では、生物学を学ぶうえでの必要な基礎的能力、適正、意欲、関心、経験などについて総合的に評価する。志望理由書、調査書、その他の資料を評価して第一次選考を行い、合格者に対して第二次選考を行う。第二次選考では英語と生物基礎、生物の基礎学力の確認や志望理由書、調査書、その他の資料に関する質問を行い、生物学を学ぶために必要な基礎的能力、適性、意欲、関心、経験などについて総合的に評価する。総合入試(併願制)は、一次選考・二次選考を通して、学力の三要素を総合的に評価する一方、総合入試(専願制)は、「主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度」を重視して評価する。
 総合入試(高大接続)では、「高大接続」の趣旨に沿って本学が提供する講義、演習、実習などのプレプログラムを通して、課題を解決していくために必要な思考力、判断力、表現力や主体的に学習に取り組む態度を評価する。また、プレプログラムを修了した者に対して、生物の基礎学力の確認や調査書、その他の資料に関する質問を行い、「知識・技能」の確認をしたうえで、「思考力・判断力・表現力」と「主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度」を中心に評価する。

【東邦大学入学までに身につけてほしいこと】
 入学後は、分子生物学から生態学に至るさまざまな分野の教育を受けることになる。したがって、生物基礎ならびに生物の全範囲を勉強しておく必要がある。また、理系教科の基礎学力だけでなく、論理的な文章を書くことができる日本語力、および自然科学の世界で共通言語になっている英語の素養を身につけておくことが重要である。

生物分子科学科

【生物分子科学科の求める入学者】
 理学部の教育研究目的を価値あるものと認め、「自然・生命・人間」に対する畏敬の念をもち、かつ、生命現象を実験や観察をとおして分子レベルで理解したいという強い意欲を持つ者。学習を通じて社会の中での科学の役割を理解し、常識ある社会人として成長したいと考えている者。

【入学者選抜の基本方針】
◆一般入試(A・B・C)
 教育内容に関連の深い教科に関する筆記試験で、高等学校の学習の到達度、修学に必要な知識と技能、論理的思考力、表現力が身についているかを評価する。学力の三要素のうち「知識、技能」および「思考力・判断力・表現力等の能力」を主に評価する。

◆共通テスト利用入試(前期・前期+・後期)
 大学で学習するのに必要な基礎学力が身についているかを測るため、指定する教科に関して、高等学校の学習の到達度を評価する。大学入学共通テストを利用する。学力の三要素のうち「知識、技能」を主に評価する。

◆推薦入試(指定校制)
 学校長の推薦に基づき、本学への入学を強く志望し、かつ、出願要件を満たしているものについて面接試験を行う。理学部の教育理念と各学科の求める入学者像を理解し、協調性・主体性を持って学習する能力があるかを評価する。学力の三要素である「思考力・判断力・表現力等の能力」および「主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」を評価する。

◆総合入試(併願制・専願制・高大接続)
 総合入試(併願制・専願制)では、第1次書類選考として、出願要件を満たしているものについて、高等学校の学習の到達度、社会活動、主体的に学ぶ態度等を多面的な観点から評価する。第2次選考では、学力調査と面接試験を行い、大学で学習するのに必要な基礎知識や思考力を評価する。志望理由が論理的か、協調性・主体性を持って学習する能力があるかを判断し、1次選考の結果と総合して合否を決定する。学力の三要素全てを総合的に評価する。
 総合入試(高大接続)では、「高大接続」の趣旨に沿って、本学が提供したプログラムを修了したものに対して、基礎学力調査と面接試験を行う。プログラムへの参加と課題への取り組みを通して、大学の修学に必要な基礎的な知識・技能を有するか、またそれらを活用して課題を解決する能力があるかを評価する。調査書、面接試験の結果と総合して合否を決定する。学力の三要素のうち「思考力・判断力・表現力等の能力」を重点的に評価し、次いで「知識、技能」「主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」を同等に評価する。

【東邦大学入学までに身につけてほしいこと】
◆知識
 入学後は化学と生物学の両方を学ぶことになるので、高等学校の化学、および、生物の基礎事項を理解して、教科書の内容に沿った問題に解答できる能力を身につけていること。また、英語の教科書や文献を読んで必要な情報を得るために、基礎的な文法を充分身につけておくことが望ましい。

◆技能
 学習課題を解決するために様々な情報を収集することが必要となるため、本やインターネットを用いて調べる習慣が求められる。実験や観察をとおして理解したことを伝える能力、論理的なものの考え方、および、日本語で表現する能力を有することが望ましい。

◆態度
 多様な文化背景や価値観を持つ人々と協働して作業できること。「自然・生命・人間」に対する畏敬の念をもち、身につけた科学リテラシーの社会への還元を厭わない態度。社会で生きる「市民」として成長したいと願う気持ちをもち続けることが望まれる。

物理学科

【物理学科の求める入学者】
 理学部の教育研究目的を価値あるものと認め、自然の仕組みを物理的思考に基づいて深く理解し、自然に対する畏敬の念を持ち、科学及び社会の発展に貢献できる学生を求めている。

【入学者選抜の基本方針】
 物理学科では、多様な入試区分で学力の三要素(①基礎的・基本的な知識・技能、②知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力、③主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度)を下記のように評価している。

◆一般入試(A・B・C)
 物理学科の教育内容に関連の深い教科に関する筆記試験で、高等学校の学習の到達度、大学での修学に必要な知識と技能、論理的思考力、表現力が身についているかを評価する。
 学力の三要素の評価配分:①と②を主に評価する。

◆共通テスト利用入試(前期・前期+・後期)
 大学での修学に必要な基礎学力が身についているかを測るため、指定する教科に関して、高等学校の学習の到達度を評価する。大学入試センターが実施する大学入学共通テストを利用する。
 学力の三要素の評価配分:①を主に評価する。

◆推薦入試(指定校制)
 学校長の推薦に基づき、本学への入学を強く志望し、かつ、出願要件を満たしているものについて面接試験を行い、大学での修学に必要な基礎知識、思考力、判断力、表現力、協調性、主体性等を評価する。推薦書、調査書、面接試験の結果を総合して合否を判定する。
 学力の三要素の評価配分:①~③全てを総合的に評価する。

◆総合入試(併願制・専願制・高大接続)
 併願制では、まず第1次選考において、高等学校の学習の到達度、志望理由の論理性、主体的に学ぶ態度等を提出書類(調査書、志望理由書等)により評価する。次に第2次選考において、事前に公開する課題の内容に関する面接試験を行い、大学での修学に必要な基礎知識、思考力、判断力、表現力、協調性、主体性等を評価する。第1次選考および第2次選考の結果を総合して合否を判定する。
 専願制では、まず第1次選考において、高等学校の学習の到達度、志望理由の論理性、主体的に学ぶ態度等を提出書類(調査書、志望理由書等)により評価する。次に第2次選考において、基礎学力調査と面接試験を行い、大学での修学に必要な基礎知識、思考力、判断力、表現力、協調性、主体性等を評価する。第1次選考および第2次選考の結果を総合して合否を判定する。
 高大接続では、まず本学が提供する講義、演習、実験などのプレプログラムへの参加を通して、課題を解決していくために必要な思考力、判断力、表現力や主体的に学習に取り組む態度等を評価する。次にプレプログラムを修了した者に対して面接試験を行い、プレプログラムの内容の習得度や基礎学力等を評価する。調査書、プレプログラムへの取り組み、面接試験の結果を総合して合否を判定する。
 学力の三要素の評価配分:併願制、専願制、高大接続いずれも、①~③全てを総合的に評価する。

【東邦大学入学までに身につけてほしいこと】
 大学で学ぶ物理学では、微積分やベクトルをはじめとする数学が重要な役割を果たすので、高校数学においてこれらの内容の習得に努めてほしい。また、大学では、「答えが一つではない問題」や「誰も答えを知らない問題」に取り組むこともあるので、解法や公式を単に暗記するのではなく、それらの背後にある考え方や根拠を理解することにも取り組んでほしい。

情報科学科

【情報科学科の求める入学者】
 情報科学科では、多種多様な情報をコンピュータでどう取り扱えばよいかということを主題として、体系的に学ぶ。コンピュータ上での情報のふるまいを数理科学的に理解し、解析するために、その基礎となる純粋数学や応用数学を勉強する。それとともに、コンピュータの仕組みやプログラミングなどの技術を学び、メディア処理や生命、医療情報処理などの応用分野へとつなげる。さらに、こういった数理の基礎力と情報処理の応用力を兼ね備えることで、中学高校教員や情報テクノロジーを駆使したIT分野で活躍できる人材の育成を目指している。数学や情報科学に強い興味を持ち、学科の学修目標を達成し得る学力を有する学生を求めている。

【入学者選抜の基本方針】
◆一般入試(A・B・C)、共通テスト利用入試(前期・後期)
 学力の三要素のうち「知識・技能」に関して、大学入学共通テストまたは一般入試における学力試験により、判定する。学力試験の教科・科目については、学生募集要項において指定している。

◆推薦入試(指定校制)
 応募には学校長の推薦を必要とするため、学力の三要素のうち「知識・技能」に関しては、学校長の推薦により保証されているものとみなす。特に、高等学校で学んだ数学の理解度を重視している。学力の三要素のうちの「主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」に関しては、面接試験において判定する。推薦入試においては、これらを総合的に判定する。

◆総合入試(併願制・専願制)
 書類選考において調査書を必要とするため、学力の三要素のうち「知識・技能」に関しては、調査票により判定する。特に、高等学校で学んだ数学の理解度を重視している。学力の三要素のうち「思考力・判断力・表現力等」および「主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」に関しては、面接試験において判定する。総合入試においては、これら学力の三要素を総合的に判定する。

【東邦大学入学までに身につけてほしいこと】
 数学をはじめとする各教科に関して、高等学校で学んだ内容をしっかりと身につけておくこと。さらに、大学で情報科学を学ぶ上で望ましいのは、①数学的な考え方ができること、②いろいろなことに興味を持っていること、③「なぜ」と問う心をもっていること、である。数学は情報科学を支える基礎であり、その考え方を自在に使える必要がある。また情報科学は様々な面で応用されることによって価値が生れるので、日常のことや社会のできごとに広く興味を持って、それらの応用を探りたい。情報科学を何かに応用しようとするとき、その原理を問うて情報科学を適用するので、現象の裏に潜む「なぜ」に関心を持っていることが望まれる。いずれの能力も、大学入学後にさらに磨くのであるが、入学までに、数学の様々な証明を書く、様々な分野の科学啓蒙書を読む、現象の裏に潜む「なぜ」を考える、などを心がけてほしい。

生命圏環境科学科

【生命圏環境科学科の求める入学者】
 本学科の理念は、「文理融合の環境科学をもとにして、さまざまな環境問題の解決に取り組み、持続可能な社会の構築をめざす」ことである。この理念を理解して、専門的知識・技術の習得に励み、思考力・判断力、コミュニケーション能力を涵養しながら、学科の学修目標を達成し得る入学者を求める。

【入学者選抜の基本方針】
◆一般入試(A・B・C)
 本学科での学修に必要な「基礎的・基本的な知識」を有する入学者を選抜するため、学科の指定する教科・科目に関して、本学で行う筆記試験の成績により合否を判定する。複数の視点から基礎学力を判定できるようにするため、各日程で試験科目および配点が異なる。

◆共通テスト利用入試(前期・後期)
 大学入学共通テストを利用して、本学科での学修に必要な「基礎的・基本的な知識」を有する入学者を全国から選抜する。前期と後期に分けて実施する。前期では、環境科学が総合科学であることを考慮し、試験科目は理数系科目に限らず文系科目も含め幅広く選択できる。後期では、理数系科目を得意とする入学者を選抜する。

◆推薦入試(指定校制)
 「本学科の教育目標を理解し、それを達成するための学力の三要素を備えている者」として指定学校長から推薦された生徒に対し、書面審査および面接試験を行う。それにより学力三要素を確認した上で、最終判定を行う。

◆総合入試(併願制・専願制・高大接続)
 環境問題に対する意識が高く、学力の三要素をバランスよく備えている入学者を選抜する。併願制、専願制および高大接続に分けて実施する。併願制・専願制においては、一次選考は志望理由書、調査書、その他の資料などの書類審査を行い、「主体性」および「知識・技能」を判定する。一次選考の合格者に対しては二次選考を行う。併願制・専願制ともに、理系科目と環境問題についての基礎的知識に関する口頭試問を行い、「思考力・判断力・表現力」および「主体性・協働性」を判定する。一次と二次の選考試験結果を点数化して最終判定する。
 高大接続では、「高大接続」の趣旨に沿って、本学が提供したプログラムを修了したものに対して、基礎学力の確認を含めた面接試験を行う。プログラムへの参加と課題への取り組みを通して、本学科での学修に必要な基礎的な知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性・協働性を評価する。調査書、提出レポート、面接試験の結果を総合して合否を判定する。

【東邦大学入学までに身につけてほしいこと】
(1) 大学へのブリッジ学修
 環境科学は総合科学なので、いろいろな分野を幅広く学んでおくことが有用である。その準備として、高校で学んだ理科の基礎知識を自分の頭で再構築し、また、地理歴史や公民などについても興味ある内容は復習し直しておくことが必要である。さらには、自ら進んで環境関連の本を読み、環境問題に対する興味と学修意欲を高めておいてほしい。

(2) コミュニケーション能力の涵養
 環境問題を考えていく上ではいろいろな意見を集約・調整していく必要があるので、コミュニケーション能力が必要不可欠である。そのために、マスメディア等を活用して、様々な情報を収集・整理する力、他の人の意見を正確に理解する力、自分の意見を分かりやすく表現する力を養う努力を積極的に行ってほしい。

(3) 自校の理解
 本学の建学の精神「自然・生命・人間」が意味することを深く理解し、そのもとで学んだ成果を社会で実践していくには、自校を充分に理解しておくことが重要である。そのために、額田晋著『自然・生命・人間』を読むことを勧める。Web版は以下のホームページからダウンロード可能である:
https://www.toho-u.ac.jp/corporation/policy/web_spirit.html

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