物理学科

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物理に関する知的好奇心を刺激する
良い教育は良い研究によってささえられるという理念のもと、物理学の基礎を身につけ、広く社会に貢献できる人材を育成することを教育目標としています。また、学科のカリキュラムはJABEE(日本技術者教育認定機構)からも認定を受けており、これは日本だけでなく世界に通用する科学技術教育が受けられることの証しです。
学科紹介 / カリキュラム / 研究紹介 / 主な取得可能な資格 / 卒業後の進路 / 関連情報 |
学科紹介

宇宙から最先端物質科学まで
本学科では宇宙や素粒子などの基礎物理学から、物性物理、応用物理などの先端科学技術までを網羅する研究・教育スタッフを揃え、物理学のほぼ全分野にわたって研究、教育を行っています。学内には複合物性研究センターをはじめとする最先端の研究設備が整っており、充実した研究環境のもとで他学科とも連携しながら活発に研究が進められています。JABEEの認定プログラム
本学科は、JABEE(日本技術者教育認定機構)によって認定された国際的な教育プログラム「物理エンジニアコース」を設置しています。これは日本だけでなく世界に通用する科学技術教育が受けられることの証しです。これまでJABEEに認定されたプログラムは工学系のものがほとんどでしたが、本学科は物理・応用物理学及び関連のエンジニアリング分野では全国で初めて認定を受けました。魅力ある学外研修
ハワイすばる望遠鏡研修旅行、野辺山45m電波望遠鏡見学会、スーパーカミオカンデや大型低温重力波望遠鏡KAGRAを訪れる「神岡宇宙素粒子研究施設見学会」など、最先端研究施設の学外研修を実施しています。カリキュラム

基礎から応用を学ぶカリキュラム
1、2年次は、ニュートン力学、電磁気学、熱力学のような基礎的な専門科目を履修します。3年次からは、量子力学、統計力学などの現代物理学を含めた多彩な専門科目を履修します。さらに相対論、宇宙論、素粒子論、固体物理学、物理光学、化学物理学、そして物理学特論といったより深い専門的な科目を学ぶことができます。卒業研究への取り組み
4年次には、これまでに学んだことの総仕上げとして、研究室に配属され卒業研究を行うことが必須となっており、研究テーマを自分で見出し問題を解決する実践的な教育を行います。最終的には卒業論文の執筆と卒研発表会での口頭発表を行います。2コース制での教育
3年次以降「物理エンジニアコース」と「物理ベーシックコース」の2つのコースに分かれます。コース分けは3年次に希望を確認の上行いますが、その際には1、2年次の必修科目の学習教育目標達成の是非も問われます。なお、コース間の移籍は、3年秋学期開始時、4年春学期開始時のみに「エンジニアコース」から「ベーシックコース」への移籍は認められています。「ベーシックコース」から「エンジニアコース」への移籍はできません。
物理エンジニア コース |
日本技術者教育認定機構(JABEE)によって認定された国際的な教育プログラムです。 技術者としての必須な素養を育むことを目標に、技術者として必要な素養を培う科目を必修科目や選択必修科目として設定しています。 単位取得だけでなく、定められた学習教育目標を満たす必要があるなど、高い水準が求められます。しかし、その分、修了生は国際水準の技術者として認定され、様々な分野で活躍しています。 |
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物理ベーシック コース |
一般的な理学部物理学科のカリキュラムです。必修科目は少なめに設定されているため、他学科の科目も含めて多様な選択科目を自由に履修できます。 また、所定の条件を満たせば、3年または3年半での早期卒業も可能です。 実際に早期卒業した学生は大学院へ進学しています。 |
PICK UP授業
力学I (1年次春学期) 運動方程式やエネルギーなどの力学の基本概念を理解し、微積分やベクトルを用いて物体の運動を解析する方法を学びます。 |
物理数学入門 (1年次春学期) 高校数学から物理の専門科目で使用する数学への橋渡しをします。微積分やベクトル解析、場の概念などを学びます。 |
相対性理論 (2年次秋学期) アインシュタインの特殊相対性理論を中心に、4次元時空に拡張した自然法則の体系化とそこから導かれる自然現象について学んでいきます。 |
物理学実験III (3年次春・秋学期) 卒業研究のための集大成的な学生実験です。自分たちで実験テーマを考えるというユニークなテーマもあります。 |
研究紹介
主な取得可能な資格
● 教員免許
・中学校教諭一種免許状(理科)
・高等学校教諭一種免許状(理科)
・中学校教諭一種免許状(理科)
・高等学校教諭一種免許状(理科)
その他に取得できる資格
● 技術士(応用理学部門)
● 気象予報士
● 放射線取扱主任者
● 環境計量士(騒音・振動)
● 技術士(応用理学部門)
● 気象予報士
● 放射線取扱主任者
● 環境計量士(騒音・振動)
卒業後の進路

◆就職状況
就職先は、情報サービスや電気・精密機械などのハイテク分野が中心です。また、中学・高校の理科教員への道に進む卒業生もいます。
≪卒業後の進路例≫
● 機械・電気系メーカー研究開発技術職
● 情報通信系エンジニア
● 運輸・エネルギー系技術者
● 中学・高校理科教員
◆大学院進学状況
目まぐるしく進化する分野だけに、さらに研究を深めるため約2~3割の学生が大学院へ進学しています。
就職先は、情報サービスや電気・精密機械などのハイテク分野が中心です。また、中学・高校の理科教員への道に進む卒業生もいます。
≪卒業後の進路例≫
● 機械・電気系メーカー研究開発技術職
● 情報通信系エンジニア
● 運輸・エネルギー系技術者
● 中学・高校理科教員
◆大学院進学状況
目まぐるしく進化する分野だけに、さらに研究を深めるため約2~3割の学生が大学院へ進学しています。