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理事長挨拶

学校法人 東邦大学理事長 炭山 嘉伸

東邦大学理事長 炭山 嘉伸

東邦大学は2015年に創立90周年を迎え、さらに創立100周年に向けて発展を続けております。

教育機関として大学院を併せ持つ医学部・薬学部・理学部・看護学部・健康科学部からなる大学、東邦中高校、駒場東邦中高校、メディアネットセンター、産学連携本部、そして医療機関としての医療センター大森病院・大橋病院・佐倉病院とかつ、羽田空港には国内線、国際線にそれぞれ空港クリニックを有する学校法人で、きわめて公共性・社会性の高い法人です。



現在、教育と医療を取り巻く環境は、少子高齢化・過度の規制緩和・市場原理の導入により、我が大学運営は大変厳しい時代を迎えています。

その中で東邦大学は創立者である額田豊・晉兄弟より、正しい自然観・生命観を元に、心ある医療人・科学者を育成するための場を目指して「自然とは何か」「生命とは何か」「人間としての優しさ・ぬくもり・愛とは何か」を追求することにより、社会に、人類に、地球に、学問や医療の実践を通して貢献することを求めてきました。

学祖額田晉先生の著書『自然・生命・人間』にそのことが述べられており、建学の精神として連綿と東邦大学の歴史に精神に受け継がれ、今日に至っています。

地球環境・自然破壊がすすむ今日、また、人間生命の軽視が目立つ今日、学祖の3つのkey wordのもつ意味の深さ大きさに改めて感銘し、今こそ建学の精神に立脚した教育研究医療を実践して社会に貢献する東邦大学でありたいと決意します。



東邦大学は、他大学にない自然科学系の医学部・薬学部・理学部・看護学部・健康科学部5学部の総合力が発揮できる教育研究体制のとれる大学であります。

学長・各学部長のリードの元、各学部の若手研究者や学生が一堂に会し、考え、討議する学術会議、シンポジウムなど着実にその成果を上げていますが、さらに教育面研究面でも各学部の互換性を持ち、より有機的な人材交流を図るべく努力してまいります。

これら5学部の連携による総合力の発揮により、次世代の人材をそだて、また、次の世代へとその流れが継続していくことこそ、伝統ある私学のあるべき姿であり、東邦大学の名を高め、社会に深く貢献することにつながります。

幅広い教養と、高い倫理性を持った人材育成を東邦大学は目指します。

経歴

昭和17年生まれ
昭和45年本学医学部卒業
昭和56~57年米国留学
昭和56年12月 留学中 第3外科講師
昭和58年12月 本学医学部第3外科助教授
昭和62年1月 外科学第三講座教授
フレッシュマンキャンプ責任者、学生部長、副医学部長、図書館長を経て
平成15年7月 医療センター大橋病院長
平成18年 法人 理事・評議員
平成20年 名誉教授
平成21年 理事長就任(現5期目)