理学部生物分子科学科

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Pick Up! 生物分子科学科の「タンパク質」

タンパク質:α-アミノ酸のカルボキシル基-COOHとアミノ基-NH2が分子間で脱水縮合し、-CO-NH-結合をつくったものをペプチド結合という。タンパク質は、多数のα-アミノ酸が一定順序で脱水縮合したポリペプチドである。タンパク質はさまざまな機能を担っている最も重要な生体有機分子の一つである。
緑色蛍光タンパク質(Green Fluorescent Protein, GFP):青色の光を吸収して緑色の蛍光を発する、分子量約29 kDaのタンパク質である。1962年、下村脩博士によってオワンクラゲから発見された。2008年のノーベル化学賞は、GFPの発見と発展に貢献した、下村脩、マーチン・シャルフィー、ロジャー・ Y.・チェンの3氏に贈られた。

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※ 学年をクリックすると、その学年で学ぶカリキュラムにリンクします。
科目名 学年 講義の概略
基礎生化学 1年生 4グルー プに大別される生体分子(糖質、脂質、タンパク質、核酸)についてどのような分子が含まれるかを学ぶ。
生化学Ⅰ 2年生 主に細胞の主たる構成成分であるタンパク質の性状について講義する。
生物有機化学 2年生 低分子量の有機化合物(アミノ酸、核酸、糖、脂質、補酵素)および、その重合体(ペプチド、タンパク質、DNA、多糖)の化学的性質を理解する。
生体分子構造論 3年生 代表的な医薬分子とタンパク質がどのように相互作用することで薬理作用が発揮されるかを理解する。
生物分子科学実験Ⅲ・Ⅴ 2年生  生理学実習でタンパク質の取り扱い方を学ぶ。
タイトル  : 蛍光タンパク質と二つのノ一ベル賞
担当者   : 細井 晴子
講義の概略 : 
 緑や赤に光る細胞の写真を見たことはありますか? 光っているのは細胞の中に遺伝子組み換え技術によって導入された、「蛍光タンパク質」というタンパク質です。クラゲやサンゴ、イソギンチャクの鮮やかな色は、この蛍光タンバク質によるものです。この講義では、蛍光タンバク質の優れた機能について二度のノーベル化学賞(2008年と2014年)との関連を中心に解説します。また実際に、いろいるな色の蛍光タンパク質を教室で光らせてみます。
タイトル  : タンパク質の構造
担当者   : 内田 朗
講義の概略 : 
 生命現象において重要な役割を果たしているタンパク質は、構造が非常に複雑で、機能も多岐にわたっています。講義では、タンパク質の基本的な構造をコンピュータグラフィックスを用いてわかりやすく説明します。
タイトル  : ゲノム解析から(ポストゲノム)プロテオーム解析へ
担当者   : 岸本 利彦
講義の概略 : 
 ゲノムの構造やゲノム解析についてわかりやすく説明したのち、ゲノム解析後の生命科学についてプロテオーム解析を中心に解説します 。

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