理学部生物学科

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学科のご紹介

生物学科主任 岩室 祥一
 2025年に創立100周年を迎える東邦大学は、「自然・生命科学の知と学びの先導的学府となる」を全学的なビジョンに掲げ、「高い倫理観と豊かな人間性をもって、自然と生命の科学で社会に貢献する人材を育成する」ことを目指しています。その根底には、本学の建学の精神である「自然・生命・人間」、及び教育理念である「自然に対する畏敬の念を持ち、生命の尊厳を自覚し、人間の謙虚な心を原点として、かけがえのない自然と人間を守るための、豊かな人間性と均衡のとれた知識・技能を育成する」が息づいています。東邦大学理学部生物学科も、新制大学として1950年に誕生して以来、この建学の精神と教育理念を尊重・継承・発展させながら、日々その歴史の糸を紡いでいます。
 近年の情報科学の発達、特にインターネットの充実、さらにそれらを視聴するための各種デバイスの加速度的な進歩は私たちの生活を大きく変え、キーワードを入力しさえすれば、検索結果が次々と出て来る、まさに「知りたいことはみなスマホの中にある」という世の中になってしまいました。しかし、ネットから溢れてくる情報の真偽は定かではなく、また自己にとって都合のよい解釈のみを選択する危険を孕んでいます。科学を目指す方々には、ぜひ冷静に、客観的に情報の真偽を見定め、自らの手で新しい知見を見つけ出していただきたいと願っています。
 当学科の教育には、ネット上の記載に頼るだけでは解決できない課題が、授業でも、研究活動でも、連続して登場します。学生達は4年間をかけて、実験・調査・観察、そして自らの思考を総動員して、自ら課題や問題を解決する力を育んでいます。当学科はこのような力を身につける場と環境を十分に備えていると自負しております。きっと、「入学して良かった」と思っていただけるのではないかと考えています。東邦大学理学部生物学科、なんとなく気になる存在になっていただければ、幸いです。
生物学科主任 岩室 祥一

生物学科の歴史

 生物学科は1950年(昭和25年)に創設され、第1回卒業生8名を世に送り出しました。爾来、教員と学生は年々増えて2018年度(66回生)は88名が卒業しました。生物学科の卒業生は、中学高校をはじめ大学の教育界、一般企業や医療関係など社会のさまざまな分野で活躍しています。

生物学科の特徴

 生物学科は生態学、系統分類学、遺伝学、生理・生化学、発生学を基盤に、分子生物学や遺伝進化学など新しく発展している分野を取り込んだ総合的な生物学の教育を行っています。さらに絶滅危惧種の保護や環境保全を生物学の立場から取り組んでいます。また臨床検査技師コースを設けて医療分野で活躍する人材を養成するなど、応用生物学も包含したユニークな学科として知られています。

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