理学部生物学科

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研究設備・装置一覧

共焦点レーザー顕微鏡

2016年度に新しい共焦点レーザー顕微鏡システム(Nikon A1R+)が導入されました。この顕微鏡は、高画質・高速イメージングが可能なため、細胞や組織で見られる分子の局在を可視化できるのみならず、生きた細胞・組織の中で見られる分子の動きを連続的に観察できます。特に細胞生物学や幹細胞研究などで威力を発揮し、細胞内で起こる生命現象がパソコンのモニター上に大きく映し出され、手にとるようにわかります。
 

遺伝子解析システム 遺伝子解析システム

DNAのシークエンス解析やフラグメント解析をする装置です。DNAはヌクレオチドが線状(あるいは環状)に繋がった巨大な鎖状の分子で、生物の設計図の役割をする「遺伝子」本体です。実際の遺伝情報は、G、A、T、Cの4種類の塩基の配列で決まります。この装置はその配列を簡単に多量にそして正確に順序正しく読みとることがでます。ヒトを含む多様な生物のゲノム・プロジェクトやゲノム解析の最前線で使用されています。

遺伝子組み換え実験室
P2レベルのクリアした実験施設ではありますが、宿主とベクターの組み合わせにより安全度を高めたP1レベルの実験に使用されています。この部屋の中には 動物細胞の培養を行なうための炭酸ガスインキュベータや細胞の観察に用いられる倒立顕微鏡、さらには生きた培養細胞の中で、GFPという光るタンパク質を 発現させ観察するシステムも揃っており、生命科学の研究を行う上でたいへん役立つ実験室です。
糖鎖解析装置
糖質のピリジルアミノ(PA) 化反応を全自動で行う装置と反応産物を直接高速液体クロマトグラフィーで分析する装置とから成る。コンピュータ制御で反応条件を自動化しており、順次12 サンプルを高収率でPA化できる高性能の装置です。近年、注目されている糖鎖生物学の研究には必須の装置です。
透過型電子顕微鏡
生物学科には生物の細胞や組織の微細構造を観察するために、透過型電子顕微鏡(日本電子JEM-1210)があります。電子顕微鏡は光の代わりに電子線を 使い、蛍光板に投影させて観察します。この電子顕微鏡は使用者ごとに操作条件がパソコンに登録されているので、多数の使用者が自分の電子顕微鏡のように使 うことが出来ます。
理学部実験動物飼育施設ではマウス、ラット、ハムスター、ウサギなどの温血動物が、それぞれ独立した飼育室で飼われています。各飼育室にはさらに温度・湿 度を自動調節した飼育装置を設置してあるので、その中で動物が飼われています(写真左)。飼育ケージや給水ビンなどは洗浄室(写真右)でほぼ毎日洗浄して います。細菌感染の防御など細心の注意を払って動物を飼育しています。
理学部実験動物飼育施設には水生動物の飼育室があります。キンギョ、カエルなど水生動物や藻類などは生物学の実験に欠かせません。この水産飼育室はさまざ まな生物学実験を行なう上で重要な室温と明暗時間を、年間一定に保つための工夫がなされた特別の施設です。動植物をきちんと飼育・培養することが良い実験 結果を得るための基本ですこの部屋には毎日たくさんの学生や教員が出入りし、それぞれの飼育動物を丹精込めて世話しています。

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