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USMLE (United States Medical Licensing Examination)

USMLEとは、United States Medical Licensing Examination の略でFSMB(Federation of State Medical Boards:医事審議会連合)とNBME(National Board of Medical Examiners:国立医療試験審議会)による米国で医師免許取得の際に行われる試験のことをいいます。基礎医学分野および臨床医学分野に関する知識や技能をみる試験など、大きく3段階で構成されています。米国国内の医学校に在籍・修了していなくても、World Directory of Medical Schoolsに掲載されている医学校の在学生・卒業生であり、かつその他の受験要件を満たしていれば受験することができ、医療のグローバル化が進む中、世界で活躍する医師の一つの指標として注目されています。

将来米国への臨床留学を目指す場合はもちろん、学部在学時に行われる「選択制臨床実習」で米国の病院での臨床実習を希望する場合、実習受入れ病院によってはこのUSMLEのSTEP1の合格を応募条件としており、特に人気のある病院ではその傾向が顕著です。

そのため、毎年多くの外国人医学生・医師が受験していますが、各試験段階での米国の医学生の合格率が9割を超えるのに対し、外国人受験者の合格率は例年5~6割程度となっており、外国人受験者にとってはハードルの高い試験となっています。

本学では英語によるObjective Structured Clinical Examination (OSCE)を導入し、USMLEの技能試験の予行練習にもなるClinical Skills Assessmentコースを開講しています。また、USMLE受験に関する特別講義を外部の講師を招いて行うなど、USMLE受験にチャレンジする学生を支援しています。
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