USMLE (United States Medical Licensing Examination)
USMLEとは、United States Medical Licensing Examination の略でFSMB(Federation of State Medical Boards:医事審議会連合)とNBME(National Board of Medical Examiners:国立医療試験審議会)による、米国で医師免許取得の際に行われる試験のことをいいます。
米国での臨床留学(研究留学の場合は不要)、米国で医師になるためには研修許可書(ECFMG Certificate)が必要で、ECFMG Certificateの取得申請のためには日本の医師国家試験に加え USMLEの2段階の試験STEP 1、STEP 2 CK(Clinical Knowledge)に合格する必要があります(注:今後、全てのSTEP試験1~3の管理主体はNBMEに一本化される計画があるとのこと)。STEP 1は臨床に即した基礎医学中心の試験、STEP 2 CKは臨床医学の理解と応用に関する試験、STEP3は総合的な医療知識と実践に関する試験となっています(STEP3はレジデンシー1年目に受験するのが一般的です)。米国国内の医学校に在籍・修了していなくても、日本の場合、JACME(Japan Accreditation Council for Medical Education:日本医学教育評価機構)の認証を受けている医学部の在学生・卒業生は受験できます。医療のグローバル化が進む中、世界で活躍する医師の一つの指標となっています。
USMLEのSTEP 1は米国の医学部では臨床実習前に合格することが求められている試験であり、日本の医学教育の共用試験CBTに相当します。STEP 2 CKは、臨床科目である内科、外科、家庭医療、精神科、脳神経内科、小児科、産婦人科、救急医療という8つの診療科に関する試験で、日本の医師国家試験に相当します。試験はもちろん英語で実施されます。外国人受験者の合格率は5~7割程度となっており、外国人受験者にとってはハードルの高い試験となっています。
医学部では選択科目として「USMLEコース」を開講しています。直接、試験の点数に結びつく訳ではありませんが、受験への動機付けや医学英語力の向上のための支援をしています。
米国での臨床留学(研究留学の場合は不要)、米国で医師になるためには研修許可書(ECFMG Certificate)が必要で、ECFMG Certificateの取得申請のためには日本の医師国家試験に加え USMLEの2段階の試験STEP 1、STEP 2 CK(Clinical Knowledge)に合格する必要があります(注:今後、全てのSTEP試験1~3の管理主体はNBMEに一本化される計画があるとのこと)。STEP 1は臨床に即した基礎医学中心の試験、STEP 2 CKは臨床医学の理解と応用に関する試験、STEP3は総合的な医療知識と実践に関する試験となっています(STEP3はレジデンシー1年目に受験するのが一般的です)。米国国内の医学校に在籍・修了していなくても、日本の場合、JACME(Japan Accreditation Council for Medical Education:日本医学教育評価機構)の認証を受けている医学部の在学生・卒業生は受験できます。医療のグローバル化が進む中、世界で活躍する医師の一つの指標となっています。
USMLEのSTEP 1は米国の医学部では臨床実習前に合格することが求められている試験であり、日本の医学教育の共用試験CBTに相当します。STEP 2 CKは、臨床科目である内科、外科、家庭医療、精神科、脳神経内科、小児科、産婦人科、救急医療という8つの診療科に関する試験で、日本の医師国家試験に相当します。試験はもちろん英語で実施されます。外国人受験者の合格率は5~7割程度となっており、外国人受験者にとってはハードルの高い試験となっています。
医学部では選択科目として「USMLEコース」を開講しています。直接、試験の点数に結びつく訳ではありませんが、受験への動機付けや医学英語力の向上のための支援をしています。