ディプロマ・ポリシー(卒業時コンピテンス)
学士(医学)
医学部において、所定の履修過程を修了し、以下に示すコンピテンシーを身に付けた者に学士(医学)の学位を授与します。
医学的知識
医療の基盤となっている基礎医学・臨床医学・社会医学の知識を修得し、的確な思考過程と判断力に基づいて、それらを医療現場で生かすことができる。
実践能力
医師としての職責を⼗分に⾃覚し、倫理的配慮の下に患者個⼈や多職種の専⾨性を尊重した態度をとることができる。また、適切で効果的な診療を⾏うための基本的な技能を実践できる。
患者対応能力
患者やその家族の尊厳・意志を尊重し、かつ、医療従事者の信頼を得られる思考と態度を⾝に付け、相互理解と信頼の下に、適切な情報のやり取りができる。
科学的探究心
医学領域での研究の意義を理解し、論理的・批判的な思考に基づいて問題点を⾒出し追求できる素養を⾝に付け、⽣涯にわたり⾃⼰研鑽を続ける意欲と態度を有している。
社会・地域への貢献
有限な保健・福祉・医療の資源を適切に活用することで、社会・地域で求められる医療を実践し、その改善に努めることができる。
国際性
語学力の修得に加え、医学に偏らない幅広い教養を身に付けることにより、国・人種・文化の違いに配慮した医療を実践できる。