学部の特色・目的
人材の養成に関する目的/教育研究上の目的
[人材の養成に関する目的]
[教育研究上の目的]
研究に関しては、基礎医学並びに臨床医学に関する学術研究活動の推進を図り、地域はもとより広く社会に貢献することを目的とする。
21世紀の高度な医療教育と不変的な人間教育を両立
修得すべき知識と能力・教育の魅力
問題発見解決能力を養う
医療に携わる者は、卒後も最新の医学知識を取り入れるために学び続けることが必要です。その学習方法・手段・姿勢を身につけるために導入されているのが「テュートリアル(tutorial)」です。少人数グループで課題に取り組む学習法で、自分たちで学習課題を提起して、調査、検討、議論を通して解決していきます。教員は知識を与えるのではなく、テュータ(tutor)として学習の方向性を見定め、課題解決に向かって学生をサポートしていきます。医学部ではテュートリアル方式の科目は1~4年次まで設定されており、生涯学習の基盤となる問題発見解決能力がスムーズに養われます。
自主学習と全人的医療人教育を重視
医学部では自分から学習に取り組む姿勢を養うため、「自主学習」を促進する体制を整え、学生が自主的に学べるFT(フレキシブル・タイム)が設けられています。特に、土曜日は自主学習の日として、全日がFTとなっています。また、SDLセンター、医学自修館、医学メディアセンターなど自主学習のための施設・設備も充実しています。一方、医療現場において患者さんの立場に立った、”正しい判断”ができる医師を育成するため、医学科では1~6年次に「全人的医療人教育」というユニークな科目を設置しています。
充実した臨床教育を実施
現在の医学・医療教育においては早期からの臨床体験が重要視されていますが、本学医学部では大森、大橋、佐倉の付属3病院との連携により、充実した臨床実習が可能になっています。医学部では、付属病院・関連病院とのネットワークを生かし、先端医療や地域医療など幅広い内容の研修を体験できます。
語学力・国際的視野を磨く
国際化の進展により、海外で医療活動を行う機会や国内で外国人の治療にあたるケースも増加しています。そのため、医学部では選択科目にTOEFLコースやCSAコース(医療英語)を設け、入学時から語学力を養っていきます。また、6年次の選択制臨床実習では、3つの付属病院のほか、国内外の提携医療施設、大学付属病院から実習先を選べます。国外については、米国、英国、ニュージーランド、中国、タイなどの学術交流協定を結んだ大学から選択でき、国際的な視野と技術に触れることができます。