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アセスメントテスト

 学生の皆さんが、医師や看護師、薬剤師、臨床検査技師等の高度専門職業人や、科学の知識に裏打ちされた幅広い職業人として、変化の激しい現代社会で新しい価値を創造しながら活躍するためには、自身の特徴を深く知った上で、明確な目標と具体的な計画を立て、実りある4年間または6年間の大学生活を過ごすことが肝要です。そのため、東邦大学では学修成果の評価の方針(アセスメント・ポリシー)に則り、アセスメントテストの一つである「GPS-Academic」を全学的に導入し、在学中に複数回(4年制学部は2回、6年制学部は3回)の受検機会を設けています(受検料無料)。
 GPS-Academicは、「問題を解決する力」の現状を「思考力」「姿勢・態度」「経験」の観点で確認するアセスメントテストです。CBT方式(Computer-Based Testing)で受検でき、受検直後に結果の評価とアドバイスがフィードバックされます。

 学生の皆さんには、GPS-Academicの受検および結果のフィードバックについて、東邦大学における学びを通じて達成すべき目標や、講義や実習等に臨む姿勢・態度、今後の大学生活等に関して考える契機としていただくことを期待します。特に本学では、学位プログラム(学部)ごとにアセスメントプラン(※)を策定し、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で定める資質・能力に関する学生の皆さんの達成状況を、「いつ」・「どの組織(誰)が」・「どのように」測定するのか明確にしています。そして、アセスメントプランに基づく学修成果の測定・評価結果等は、各学部・学科が行う学位プログラムやカリキュラムの見直し、改善等にも活用します。
 学生の皆さんもぜひ、東邦大学における学びを通じて身に付ける/身に付けた力について、自身の言葉で語れるよう、アセスメントプランやGPS-Academicの受検結果を積極的に活用してください。そして、自身の成長を振り返るとともに、社会で活躍する自身のキャリアイメージ等を醸成する機会を作ってみてください。

※学生の学修成果の評価(アセスメント)について、その目的、学位プログラム共通の考え方や尺度、達成すべき質的水準及び具体的実施方法などについて定めたもの。

GPS-Academicの測定項目

問題解決の質と深さを左右する「思考力」 批判的思考力 必要な情報を取り出し、いろいろな観点から考え、自分の考えについて筋道をたてて説明するための思考力
・情報を抽出し吟味する力
・論理的に組み立てて表現する力
協働的思考力 他者との共通点・違いを理解し、合意を得たり、気づきを得たりして人と関わりあうための思考力
・他者との共通点・違いを理解する力
・社会に参加し人と関わりあう力
創造的思考力 情報をつないだり、別の場面に応用したりすることで、問題を見つけ新たな解決策を生み出す思考力
・情報を関連づける・類推する力
・問題をみいだし解決策を生み出す力
問題解決に向かう「姿勢・態度」 レジリエンス 精神的なタフさ
・感情の制御
・立ち直りの早さ
・状況に応じ冷静に対応する
リーダーシップ 物事に向かう前向きさ
・自ら先頭に立って進める
・未知のものに挑戦する
・粘り強くやり抜く
コラボレーション 他者への働きかけ
・相手の立場に立とうとする
・他者と関わろうとする積極性
問題解決の力を磨くための「経験」 自己管理 ・挑戦する経験
・続ける経験
・ストレスに対処する経験
対人関係 ・多様性を受容する経験
・関係性を築く経験
・議論する経験
計画・実行 ・課題を設定する経験
・解決策を立案する経験
・実行・検証する経験

GPS-Academic受検者数

備考

  • 具体的な受検期間や対象学年、ID/パスワード等の詳細は、教育ポータル、Active Academy等でお知らせいたします。
  • GPS-Academicの受検によって取得したデータは、「東邦大学の個人情報の取り扱いについて」に則り、適切に管理・運用いたします。
  • GPS-Academicでは上述した測定項目以外にも、本学の魅力や学びに対する姿勢等、様々な観点から学生アンケートを実施しております。その結果の一部は、こちら(公開準備中)からご覧いただけます。
【お問い合わせ先】
東邦大学全学教務委員会
事務局:学事統括部大学学事課
TEL:03-3762-4151(内線:2108)