2020年2月15日 (土)​に千葉大学西千葉キャンパスで行われた，経営科学系研究部会連合協議会主催・令和元年度データ解析コンペティションJIMS合同部会にて，本学科の中島悠准教授を中心とするチーム (中島研究室) が準優勝を獲得しました．

受賞対象となった研究は「タクシー需要予測サービス評価のためのマルチエージェントシミュレーション」です．この研究は，マルチエージェントシミュレーションを用いて，需要予測に基づくタクシー配車システムが普及したとき都市交通で起こることをタクシー運転者の観点と利用者の観点から評価したものです．

令和元年度データ解析コンペティションは，みずほ情報総研株式会社から提供された都内タクシープローブデータをテーマとして実施されました．当コンペティションは6つの研究部会で開催され，JIMS合同部会には大学や企業を含む11チームが参加しました．後日，6つの研究部会から選抜されたチームによる成果報告会が実施される予定です．

経営科学系研究部会連合協議会主催のデータ解析コンペティションは，平成6年より「共通の実データを元に，参加者が分析を競う」ことを目的として，POSデータのような取引データや生活者の意識を調査したアンケートデータなどを対象に，これまで20年以上にわたり開催されてきているものです．

• 経営科学系研究部会連合協議会 データ解析コンペティション事務局