理学部生物学科

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卒業生からのメッセージ

 東邦大学理学部を卒業し、様々な分野で活躍している卒業生から寄せられたメッセージをご紹介します。

小堤 朋子さん

2007年3月学部卒;2009年3月修士卒
イーピーエス株式会社
 私が生物学を志したのは、「自分が何故どのような仕組みで生きているのか知りたい」という単純な理由でした。大学を選ぶとき、たくさんの学校を見てまわりました。そんなとき、生物学を体系的に学べるという東邦大学を見つけ、家から片道2時間のキャンパスに見学に訪れました。
 そこでまず感じたのは、学生の表情が皆活き活きしていて、真面目に勉学や研究に臨んでいるということでした。「空気が違う」と、他の大学には無い魅力を直感したのはその時でした。私は4年間しっかり学ぶにはここしかないと思い、通学時間を覚悟の上で東邦大学生物学科に入学しようと決めたのです。
大学院生時代の小堤さん、研究室にて撮影
 縁あって、私は秋期入学制度で念願の東邦大学に入学することになりました。大学生活は初めから刺激の連続で、もっと知りたい、もっと理解したいという思いで授業が楽しくて仕方ありませんでした。先生方は皆親切で、わからないことを聞きに行きやすい環境でもありました。
 そのうちに遺伝学、DNAの世界に魅了され、分子・細胞遺伝学研究室で大学院の2年間を含め楽しい研究生活を送りました。物事が自分の手によって見えてくる、解明されるというプロセスは、非常にやりがいを感じることであり、熱中できることです。それを教えてくれたのは、東邦大学特有の穏やかに真面目に学びに取り組める風土のおかげだったと思っています。
 研究生活はそれこそ寝食を忘れるほど熱中しました。研究室に泊まり込んで実験をしたことも、必死の努力で修士論文を英語で執筆した経験も、私自身の基礎を築いたと言っても過言ではないでしょう。
 また東邦大学は早期卒業制度があり、それが私のモチベーションになりました。私は早期卒業するために3年半成績上位を維持し続け、結果同期よりも半年早く学士号を取得しました。しっかり勉強に取り組む者は報われる良い制度です。

 今では大手CRO(医薬品の臨床開発を請け負う会社)のイーピーエス株式会社にて、大きなプロジェクトの品質管理責任者を任されるまでになりました。「楽しく真面目に働く」が私のモットーです。東邦大学でのたくさんの経験がなければ、このモットーは生まれなかったと思います。自らが携わる新薬が世に出て行く過程は、着実に成果を上げていくものであり、かつての研究生活にも通ずるところがあるのかなと思います。
出身は東邦大学生物学科、と私は胸を張って言える。私の母校はそんな学校です。

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