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在学生・卒業生の声

博士前期課程

博士前期課程2年(助産師コース)石井 彩香
博士前期課程2年 (助産師コース)
石井 彩香
 私は大学院で助産師になるために勉強しています。1年生の前期には大学のときよりも深く母子に関することや分娩介助について学び、実技試験などを行います。後期には実際に病院や助産院で実習を行います。実習ではお母さんや赤ちゃんとのかかわりを通して机上での学び以上に多くのことを学びました。現在は実習とともに研究も少しずつ進めています。私は以前より授乳に関心があり、授乳に関する論文を読み進めています。
 研究を通して授乳に関する知識を深め、将来助産師として妊産褥婦さんのサポートをするときに授業や研究を通して積み上げていった授乳に関する知識や技術を伝えることで、お母さんと赤ちゃんを支えられるようになりたいです。
博士前期課程修了生 村田 磨紀
博士前期課程修了生
村田 磨紀
 病棟で働いている際に、高齢者の患者さんが多く、不安や葛藤を抱えている姿を多く見てきました。そして、その人らしく生きるためにどんな看護ができるか悩み、実践してきたことを研究課題として考察したいと思い、大学院への進学を決意しました。
 私がテーマに取り上げた病棟看護師の退院支援は、先行研究では経験や職位によって能力に差があるものと報告されていたのですが、個人の資質もその実践に影響するのではないかと考え、調査をもとに考察しました。テーマを決定するまでは試行錯誤しましたが、先生方の厳しい指摘やヒントが大きな励みになりディスカッションを繰り返すことで知識が身についたことに感謝しています。
 大学院で得たものは、自分で問いを見つけ解明することの醍醐味です。現在助教として演習を担当していますが、学生にもじぶんで考え自分なりのこと亜恵を見つける楽しさを知ってもらえるよう、手助けできるようになることが目標です。

博士後期課程

博士後期課程2年生
 毎日、臨床の現場で問題に思うことや不思議に感じることがあるにもかかわらず、じっくりと向き合うことなくあっという間に時間は流れていきます。そのような日々を過ごし、振り返れば修士課程を修了してから随分と過ぎてしまいました。改めて、少し立ち止まってひとつのことを考えてみたいという衝動に駆られ、思い切って博士課程に進みました。
 臨床で感じていることを研究課題にしていくことは難しい過程ですが、導いてくださる先生方や議論しあえるゼミの仲間たちと過ごす時間がとても楽しく、自分が活性化していくのを感じています。ひとつひとつの研究プロセスを丁寧に学び直しながら進め、研究者として自立できるように取り組んでいます。
博士後期課程修了生 川崎 タミ
博士後期課程修了生
川崎 タミ
 博士後期課程への進学は、看護師としての転倒予防活動や本学での高齢者看護学の臨床実習指導の経験から、高齢患者が安全で安心した入院生活を過ごすために必要な看護を探求したいと思ったのがきっかけでした。高齢患者の近くの見え方を測るためのアセスメントツール開発を研究テーマとしました。東邦大学の少人数制ならではの良さで、様々な専門分野の先生方からご指導をいただくことができたのは貴重な経験となりました。また、長期に渡る研究プロセスを通して以前よりも忍耐強くなり、論理的かつ多角的にものを捉えることができるようになったことは大きな財産になりました。
 本学で学んだことを活かし、今後も高齢患者の安全と安心を守ることを第一にした看護を研究していきたいと考えます。