左室駆出率の低下した心不全患者に対するファンタスティック4導入の実態調査と安全性および有効性の検討
研究の目的
左室駆出率の低下した心不全の標準治療薬として、ファンタスティック4と呼ばれるβ受容体遮断薬、アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬、SGLT2阻害薬、ミネラルコルチコイド受容体遮断薬の4剤があります。ファンタスティック4は、その有効性から可能な限り早期から導入することが推奨されています。しかし、患者様の背景や病態のため、ファンタスティック4の4剤すべてが導入されないこともあります。
そのため、本研究では、ファンタスティック4をついて使用実態調査を行い、ファンタスティック4導入完了の割合や導入完了までの期間、薬剤中止・導入できなかった場合の理由、さらに副作用に関連する背景因子を検討します。また、退院後1年間の心不全再入院率について調査し、ファンタスティック4の導入状況と背景因子の関連について検討します。ファンタスティック4の導入状況と背景因子の関連について明らかにすることは、今後の左室駆出率の低下した心不全に対する治療戦略を考える上で有用な情報となることが期待されます。
そのため、本研究では、ファンタスティック4をついて使用実態調査を行い、ファンタスティック4導入完了の割合や導入完了までの期間、薬剤中止・導入できなかった場合の理由、さらに副作用に関連する背景因子を検討します。また、退院後1年間の心不全再入院率について調査し、ファンタスティック4の導入状況と背景因子の関連について検討します。ファンタスティック4の導入状況と背景因子の関連について明らかにすることは、今後の左室駆出率の低下した心不全に対する治療戦略を考える上で有用な情報となることが期待されます。
研究対象および方法
この研究は、東邦大学医学部倫理委員会の承認を得て実施するものです。
対象者:2021年3月~2023年3月までに東邦大学医療センター大森病院循環器病棟に
おいて心不全の診断で入院された方
方 法:診療録(カルテ)から抽出したデータを解析します。
対象者:2021年3月~2023年3月までに東邦大学医療センター大森病院循環器病棟に
おいて心不全の診断で入院された方
方 法:診療録(カルテ)から抽出したデータを解析します。
研究に用いられる試料・情報
情報:病歴、診療の治療歴、副作用等の発生状況、等
個人情報について
研究に利用する情報は、個人を識別可能な氏名、生年月日、住所、カルテ、ID番号は収集する個人情報からは削除して管理します。また、今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報を利用することはありません。
本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。
本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。
連絡先および担当者
東邦大学医療センター大森病院 薬剤部
職位・氏名 主任・大橋 隼人
電話03-3762-4151 内線 3496
職位・氏名 主任・大橋 隼人
電話03-3762-4151 内線 3496