群集生態学研究室
研究室紹介
私たちの身近にはいろいろな生物がいますが、その中には生態がよく分からないものが沢山います。それ以前に、人にその存在が知られていない生物種も、未発見のまま残されています。この研究室では、身近な場所に棲む「寄生虫」を中心に、身近な生物の生態と種多様性を明らかにしていきます。
研究内容
- 野外における寄生虫の生態と多様性
- 野外の寄生虫のDNAデータベース作成
- その他、寄生虫の宿主動物となる小型無脊椎動物の生態
所属教員

脇 司/准教授
学生の皆さんへのメッセージ
この研究室では主に寄生虫を扱います。寄生虫のことを考えるためには、とりつく相手となる別の生物(宿主)のことをよく知る必要があります。また、寄生虫と宿主の関係を調べることも重要ですので、研究を通じて生物同士のつながり・関係性を深く理解することができます。研究する中で実験に失敗したり、野外調査で目的の生物が取れなかったりすることもかなりあると思いますが、じっくりと腰を据えて、生命の謎を一緒に明らかにしていきませんか?