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プレスリリース 発行No.612 平成27年7月23日

東邦大学ニュースリリース
 
生涯学習講座『プラザ東邦大学』開講
~講義内容はテレビ会議システムを活用して地域へ配信~

東邦大学では、習志野キャンパスと隣接する地元大久保地区及び習志野市と協力し、高齢者、及び社会人学び直しのための生涯学習講座『プラザ東邦大学』を、2015 年8 月に計3 回開講します。講座の内容は、テレビ会議システムを活用して、大久保商店街にある商学交流センター(お休み処)にもライブ配信されます。
 『プラザ東邦大学』での講義は東邦大学各学部の教授陣や付属東邦中高校の教諭が行い、生活に役立つ医療・薬の話題や地域の歴史など、身近な興味関心に沿ったテーマを中心に取り上げていきます。
主会場である習志野市市民プラザ大久保で行う講義は、テレビ会議システムを活用して大久保商店街にある商学交流センター(お休み処)にもライブ配信され、参加者はテレビを通じて質問や相談を行うこともできます。
 東邦大学ではかねてより要望の高かった大学教育の開放を行うことにより、地域への貢献を推進していきます。

日 時: 2015年8月1日(土)、8日(土)、28日(金)  各日共 14:00~15:30
場 所: 習志野市市民プラザ大久保
     (同時に大久保商店街内の商学交流センター(お休み処)でライブ配信中継)

■8 月 1 日(土) 中野弘一 医学部教授 「定年・還暦を迎えた私の生きがいについて考える」

還暦を迎える頃に生活形態が変化します。時間に追われた生活から立ち止まって考える余裕ができます。 これまでの暗黙の家庭内ルールも少し変更が必要となるかも知れません。これからの生活の張りを何に 求めるのか?それぞれのキャリア形成を学ぶ機会になればと思っています。


■8 月 8 日(土) 柳川忠二 薬学部教授
「クスリの効果は三者三様、しかし、副作用は三者四様です。-薬を正しく理解しましょう」

薬で病気は治りません。病気は貴方の身体が直してくれるのです。それを助けるのが薬です。 ですから、日頃の貴方の養生、飲み方・使い方によっても差が出ます。副作用は更に曲者です。
薬を正しく理解して、できるだけ薬を使わなくても良い身体の管理もお話しします。


■8 月 28 日(金) 山岸良二 付属東邦中高校教諭 「歴史の超変化をアナタは認知できるか?」

「歴史に学ぶ者は賢者、学ばざる者は愚者」といわれるように、歴史の教訓は未来にも生かされています。 この歴史の事実は、実は日々刻々大きな変化を示しています。最新研究で解明された旧来の「常識」「定説」 を覆す「事実」を皆さん認知できるよう分かりやすく解説します。
【テレビ会議システムの地域への設置趣旨】
 東邦大学は習志野キャンパス開設(1946年)以来、隣接する大久保地区と様々な形で相互交流を進めてきました。さらに近年、地元習志野市とも「総合的なまちづくりと地域発展、人材育成を目指した『包括的連携協定』」を締結(2014年)し、地域住民および産(商)学官の、より密接な交流ならびに地域発展を目指しています。
この取り組みをより活性化するために、平成26年度、東邦大学が申請して採択された文部科学省「私立大学等教育研究活性化設備整備事業(地域発展)」に基づき、習志野市大久保地区に「テレビ会議システム」を設置しました。設置場所は「東邦大学」、学園おおくぼ商店街の「商学交流センター(お休み処)」、「習志野市市民プラザ大久保」です。
 現在は、この3か所がインターネットテレビで結ばれ、本学と大久保地区、習志野市役所が継続的に地域密着型の「産学官連携会議(大久保地区)」を実施しています。
 今後もテレビ会議システムを活用しながら、東邦大学、地域住民、習志野市役所が三位一体となり、地域発展に向けた連携と様々な取りくみを進める予定です。具体的には、地域のニーズをくみ上げながら、公開講座など大学教育の開放、大学や大学病院からの健康情報の発信と相談、ボランティア学生との意見交換などを検討しています。

①地域と大学を結んだ双方向教育の実現、②生涯教育、社会人学び直しの機会提供、③地域における教育機関の相互交流の促進、④災害時などに必要となる地域の防災コミュニティの構築など、東邦大学は地域発展に向けて「学」の立場から支援していきます。

【お問い合わせ先】
東邦大学 産学連携本部
 〒143-8540 東京都大田区大森西5-21-16  TEL:03-5763-6694