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プレスリリース 発行No.368 平成24年8月1日

「ひがた博士と谷津干潟の生きものしらべ」
~ ひがた博士と干潟調査を体験 ~

2012年8月12日(日) 谷津干潟自然観察センターにおいて、『ひがた博士と谷津干潟の生きものしらべ』 が開催され、東邦大学理学部生命圏環境科学科 風呂田利夫 教授が講師を務めます。普段入ることのできない谷津干潟に実際に入って、干潟の生き物調査の体験を行い、またその調査結果を題材に、生き物の面白い生態や環境との関わりについて講演を行います。子供たちが主体となっていろいろな生き物を自由に集めて触れ合い、谷津干潟の生物多様性についての体験的学習となることを目指しています。
「ひがた博士と谷津干潟の生きものしらべ」

 谷津干潟は、東京湾の最奥部に残された約40haの干潟です。そこには、カニや貝などの干潟の生き物が生息しており、また渡り鳥が多く訪れることから、湿地を保全する国際的な枠組みであるラムサール条約に登録されています。しかし、谷津干潟は一般の立ち入りが禁止されていることから、干潟や生き物に直接触れあうことができない場所となっています。

 そこで本イベントは、谷津干潟に実際に入って親しんでもらい、谷津干潟の生き物や環境に関心を持ってもらうことを目的に開催されます。
 まず干潟の研究者である風呂田教授と谷津干潟に入り、どんな生き物がどこにいるかを一緒になって調査します。見つけた生き物は、風呂田教授のサポートを受けながら、その生き物の特徴を手がかりに参加者自身で生き物の名前を調べたり、どんなところにいたのかを観察します。午後に行われる講演会では、実際に採集した生き物や参加者の体験・発見から、生き物の面白い生態や環境についてお話しします。さらに、気になったことを継続的に調査する価値やその調査・研究を行う研究者という仕事についてもお話しします。夏休みの自由研究を行おうとしている子供たちへのヒントになることも期待されます。

ひがた博士と谷津干潟の生きものしらべ

主催:谷津干潟自然観察センター 協力:東邦大学理学部東京湾生態系研究センター
【日時】8月12日(日) 8:30~15:00
【場所】谷津干潟自然観察センター (千葉県習志野市秋津5丁目1−1)
【講演会定員 】70名(予約不要)
【対象】小学生以上

※「干潟体験調査」は定員に達したため、募集は締め切られています。
※講演会に参加される方は、入館料360円(中学生以下は無料)がかかります。

【お問い合わせ先】
東邦大学 経営企画部 広報担当 / 理学部 東京湾生態系研究センター   森上 需
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1   E-mail: press@toho-u.ac.jp
TEL/FAX:047-494-8571    M Phone: 090-8722-8471