東邦大学では４月３日（火）に幕張メッセ・イベントホール（千葉市美浜区）において、医・薬・理・看護学部合同の入学式を挙行します。本学では入学式を「新入生に初めて建学の精神“自然・生命・人間”に触れてもらう大切な機会」と考え、オリジナル曲の生演奏やコンセプトＤＶＤなどを通して視覚や聴覚からも建学の精神を伝える取り組みを行っています。

　東邦大学では建学の精神「自然・生命・人間」を象徴する１２のアイコンで構成されたコミュニケーションマークを２００７年より導入。ブランディングプロジェクトの一環としてさまざまなツールに取り入れ、コミュニケーション活動を行っています。そのツールの一つとして、建学の精神を映像と音楽で表現したコンセプトＤＶＤ、ＣＤ、絵本（コンセプトブック）を同年に制作しました。
　 もともと本学の建学の精神「自然・生命・人間」は、学祖・額田晋の同名の著書に由来。１９５７年に発行された本書は、２００２年に復刻版として一冊のハンドブックにまとめられましたが、「ただ“読む”だけにとどまらず、次世代に向けてさらに分かりやすい表現で本書の中に込められた自然観・生命観・人間観を伝えたい」という思いから、２００８年度の入学式よりハンドブックとともにコンセプトＤＶＤを新入生全員に配布するようになりました。
　また入学式では、東邦大学管弦楽団（習志野キャンパス）と東邦フィルハーモニー管弦楽団（医学部）とが合同で、コンセプトＤＶＤに使用されている本学のオリジナル曲「Nature・Life・Man～『自然・生命・人間』のテーマ～」を演奏。新入生に建学の精神をまず音楽で感じてもらい、さらにＤＶＤおよび従来のハンドブック『自然・生命・人間』を配布することで、個々に理解を深めてもらうことを目指しています。
　なお、入学式会場では１９２５年の創立時から現在までの本学の歴史の流れがわかる１４枚のパネル展示も行います。

■日　時：２０１２年４月３日（火）１０：００～
■会　場：幕張メッセ・イベントホール

↑右がコンセプトＤＶＤと学祖の著書『自然・生命・人間』のハンドブック。
　左がＣＤと絵本（コンセプトブック）。ＣＤと絵本はオープンキャンパスや学園祭などで受験生や高校生、保護者らにも無料配布しています。
　コミュニケーションマークを多用した絵本や映像、そして音楽で建学の精神を広くわかりやすく伝えるこの試みは、学内外ともに好評です。