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プレスリリース 発行No.214 平成23年5月2日

第51回 東邦大学薬学部 公開講座
「老化を防ぐ」

 東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山)では、第51 回東邦大学薬学部公開講座を開催します。

 本学薬学部では、一般の方に「薬と健康の知識」をわかりやすく伝えるために、定期的に公開講座を実施しています。第1 回の公開講座を1985 年に実施し、その後、半年毎に開催を重ね、51 回目を迎えました。
 今回のテーマは、「老化を防ぐ」です。加齢とともに進行する老化のメカニズムや、生活習慣病など病気になりにくい方策、要介護にならないための食生活について、薬学の基礎研究の現場や最新の疫学研究から分かってきたことを各専門家からわかりやすくご紹介します。
「老化を防ぐ」

■日 時 : 2011 年5 月21 日(土)
      13:30~16:30開場 (12:30)
■場 所 : 東邦大学 習志野キャンパス
      薬学部C 館101 教室
■その他 : 無料(申込不要)、定員500 名
      ※ 手話通訳付き

講師・講演内容

【講演1】「老化と環境」-基礎研究の立場から-

高橋 良哉 東邦大学薬学部 生化学教室 教授
「あの人は若い頃の無理がたたり早死にしたのだよ。」などと耳にすることがあります。若い頃の無理が本当に寿命を短くしたのでしょうか?逆に、短期間でも健全な生活を送った努力は寿命に現れるのでしょうか?動物実験は私達に何を教えてくれるでしょうか。

【講演2】 「果物摂取と生活習慣病」-最近の疫学研究から-

杉浦 実 農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所 主任研究員
みかんを沢山食べて手が黄色くなったことはありますか?これはみかんに多いβ-クリプトキサンチンという植物色素によるものですが、病気でも何でも無く、むしろ色々な生活習慣病の予防に役立ちそうなことが最近の疫学研究から解ってきました。

【講演3】 「健康長寿のための食生活」-要介護にならないための食の手立て-

熊谷 修 人間総合科学大学 教授
メタボ対策はシニア世代の健康長寿をもたらすのであろうか?答えは”ノー”である。最新研究で明らかにすることができた”老化を遅らせる食生活指針”。要介護に陥ることなく健康長寿が実現できる食生活のノーハウとは!

【お問い合わせ先】
東邦大学 習志野学事部 入試広報課  E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
TEL : 047-472-0666 FAX : 047-479-5661

※ 詳細は薬学部公開講座ウェブサイト