【看護学部】チェンマイ大学来訪報告
タイ国立チェンマイ大学と東邦大学は2002年の協定締結以降、親密に交流を続けています。今年も5月24日から8日間の日程で看護学部の学生5名と教員1名を迎えました。フライトの都合で急遽来日が1日早まりましたが、一行は「1日長く日本に居られてラッキーだった」と喜んでいました。
日程変更のおかげで、「人と芸術」の授業を見学する機会ができ、華道や茶道、音楽などのクラスでは説明を真剣に聞きながら多くの写真を撮っていました。日曜日は本学看護学部の学生が江の島や鎌倉を案内しました。天気も良く、2万歩近く歩いて、タイにいるときより健康的に過ごしていると笑っていました。
月曜日には歓迎式が行われ、チェンマイ大学の学生が大学紹介のプレゼンテーションを行いました。動画は学生自治会が作成したもので、活発な大学生活がうかがえました。その後、キャンパスツアー、英語クラスや小児看護学演習、基礎看護学Ⅲの採血演習に参加しました。チェンマイ大学の学生は実習を終了した学年で、病棟での採血経験もありますが、真空採血管は初めて使うため緊張したそうです。大学院の助産学演習にも参加し、鉄分や葉酸を摂取できるお菓子やお茶を試食し、学生の一人は妊娠中の姉へのお土産にしたいと喜んでいました。
学外プログラムでは、いえラボとシニアステーション東嶺町を訪問し、チェアヨガに参加しました。自己紹介の際には参加者からタイ語で声をかけられました。その方はタイのバンコクに住んでいたことがあるそうです。90歳を過ぎてお元気な様子に学生たちは驚いていました。
病院施設見学は大橋医療センターにお願いしました。病院内に足を踏み入れた瞬間から職員の方々の気遣いが感じられる素晴らしい体験だったとタイの学生たちは感激していました。今年は新たな試みとして、引率教員の専門についてお話いただく時間も設けました。今後は教員の研究での交流も進めていければと思います。
報告者:看護学部グローバル化推進委員長 夏原和美
日程変更のおかげで、「人と芸術」の授業を見学する機会ができ、華道や茶道、音楽などのクラスでは説明を真剣に聞きながら多くの写真を撮っていました。日曜日は本学看護学部の学生が江の島や鎌倉を案内しました。天気も良く、2万歩近く歩いて、タイにいるときより健康的に過ごしていると笑っていました。
月曜日には歓迎式が行われ、チェンマイ大学の学生が大学紹介のプレゼンテーションを行いました。動画は学生自治会が作成したもので、活発な大学生活がうかがえました。その後、キャンパスツアー、英語クラスや小児看護学演習、基礎看護学Ⅲの採血演習に参加しました。チェンマイ大学の学生は実習を終了した学年で、病棟での採血経験もありますが、真空採血管は初めて使うため緊張したそうです。大学院の助産学演習にも参加し、鉄分や葉酸を摂取できるお菓子やお茶を試食し、学生の一人は妊娠中の姉へのお土産にしたいと喜んでいました。
学外プログラムでは、いえラボとシニアステーション東嶺町を訪問し、チェアヨガに参加しました。自己紹介の際には参加者からタイ語で声をかけられました。その方はタイのバンコクに住んでいたことがあるそうです。90歳を過ぎてお元気な様子に学生たちは驚いていました。
病院施設見学は大橋医療センターにお願いしました。病院内に足を踏み入れた瞬間から職員の方々の気遣いが感じられる素晴らしい体験だったとタイの学生たちは感激していました。今年は新たな試みとして、引率教員の専門についてお話いただく時間も設けました。今後は教員の研究での交流も進めていければと思います。
報告者:看護学部グローバル化推進委員長 夏原和美
-
額田記念東邦大学資料室で東邦大学の歴史を学ぶ
-
基礎看護学Ⅲの採血演習に参加して物品と指示書の確認
-
チェンマイ大学での採血演習の器具の写真に興味津々
-
8月にチェンマイに行く学生たちとタイと日本の医療システムや看護師養成課程についてディスカッション

この内容は看護学部広報誌「花水木167号」(2024年7月発行)に掲載されました。