健康科学部

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ICT機器を活用した先駆的な授業をご紹介します

本学部では、令和3年度第1次補正予算で計上された
文部科学省「ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業」に採択され、
ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)機器を整備することにより、
模擬患者さんへのリアルな看護技術演習を可能としました。
授業の一部をご紹介いたします。

成人看護学(急性期)臨床推論演習

術後1日目の患者さんに何が起きているかを考えよう

成人看護学(急性期)演習では、
高機能シミュレーターを用いて、
手術後1日目の患者さんの体温、
脈拍、心電図などを再現し、
モデル人形の体温、脈拍、呼吸数、
心電図、表情などを観察していきます。
観察の様子は「デブリーフィング&
データ管理システムふりかえ朗」を
用いて記録します。

行動記録に基づいて、行動を振り返ろう

行動記録に基づいて、実際の行動(呼吸数の測定、
心電図の確認、痛みの観察など)を、
学生全員で「その行動の根拠」
「優先すべき観察内容」などの視点から
振り返りを行います。
演習室に入ることができる学生人数には
限りがありますが、
遠隔システムを用いて講義室と映像をつなぎ、
全学生での振り返りを可能にします。

在宅看護演習 模擬訪問

一人暮らし高齢女性へ訪問してみよう

在宅看護演習では、居宅型演習室で模擬訪問を行い、
一人暮らし高齢女性への初回訪問、内服支援のための訪問看護を
考えます。
訪問看護師役の学生が「アイカメラ」を装着して訪問し、
学生の観察する場所を記録します。

アイカメラのデータも活用して、観察内容を振り返ろう

アイカメラで記録された観察場所を示しながら、
模擬訪問で観察した内容を振り返ります。
成人看護学演習同様、居宅型演習室に
入ることができる学生人数には限りがありますが、
遠隔システムを用いて講義室と映像をつなぎ、
全学生で模擬訪問と振り返り場面の共有を可能にします。

社会のニーズに即した看護実践力を備えた看護職の育成を目指します

ICT機器の活用により、大学内においても実際の場面に即した看護演習が可能となりました。
これからも、社会のニーズに即した看護実践力を兼ね備えた看護職の育成を目指し、
既成概念にとらわれない新しい看護基礎教育の発展を目指していきます。
健康科学部で、楽しく看護学を学びませんか。
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