模擬授業を開講しました。
3月29日(金)、新宿セミナー津田沼校の生徒さんと保護者の方が来校し、模擬授業を開講しました。
看護系の大学では、高校までの授業のように着座して学習する「講義科目」と、ディスカッションや実技の体験を通して学ぶ「演習科目」があります。今回の授業体験では、看護の基本的な技術である「観察」の演習を開講しました。
体温や経皮的動脈血酸素飽和度(サチュレーション)の測定は、道具の仕組みや使い方、測定値の意味などを考えながらそれぞれ自分の体を使って演習しました。
また、2人ひと組で行った脈拍と血圧の測定では、相手の脈を見つけることが難しかったり、拡張期血圧の音が上手く聴き取れなかったりと難しいところもありましたが、皆さん一通り測定を体験することができました。
参加者の生徒さんからは、「より正確に、自分の耳や目などで測ることがこんなに難しいことだと知ることができた」や「コミュニケーションを取りながらお互いに協力して行うことの重要さに、改めて気付くことができた」などの感想をいただき、看護師の道に進むことを迷っていたが「なりたい」という意識が強くなったという言葉も複数あり、教員もとても嬉しく思いました!