恩師

同窓会である鶴風会が発行していた「鶴風」という会誌があります。
この「鶴風」は、昭和5年に帝国女子医学専門学校医学科第一回生が卒業し、鶴風会が結成された同年、会報「鶴風」第一号が発行されました。
現在の同窓会は、医・薬・理・看とそれぞれ運営しており、会誌も発行しています。

今回は、医学部鶴風会が発行していた「鶴風」という雑誌に、連載されていた“恩師をお訪ねして”というコーナーを紹介します。

昭和48年3月(解剖学 西成甫先生)からスタートしたこのコーナーは、
昭和48年8月(小児科学 矢吹舜先生)、
昭和49年3月(生化学 藤井暢三先生)、
昭和49年8月(内科学 米山彌平先生)、
昭和50年3月(医化学 高木逸雄先生)、
昭和50年8月(外科学 大槻正路先生)、
昭和51年8月(婦人科学・産科学 赤須文男先生)、
昭和52年8月(眼科学 須田経宇先生)、
と8回ほど続きました。

須田先生以降は確認が取れませんでしたので、この回で最終となったようです。
どの先生も戦前に本学へ就任された方ですので、貴重なお話が紹介されています。
また、お話を伺うにあたって、先生を知る卒業生の思い出も記載されており、先生方のイメージがうかがい知れます。
事実ではなくイメージの部分は、なかなか分かりにくい部分でもありますので、とても興味深い資料です。

投稿者:スタッフ

記事一覧に戻る

Top