本学の創立者のひとりである額田豊は、1906年7月に東京帝国大学医科大学を卒業すると、その翌年に当時医学の最先端の地であったドイツへ、私費で約2年間留学していました。1907年3月に横浜港を出発した豊は、欧州航路を経て5月にドイツ・ベルリンに到着すると、まず弟の晉に宛てて手紙を出しました。