お知らせ

メニュー

緊急事態宣言の再発令を受けた活動指針のレベル変更と注意喚起

学生・教職員各位:
令和3年7月9日
学長 高松 研

 三度目の緊急事態宣言が解除され、本学はより安心・安全な教育・研究活動の再開に向けて、ワクチンの大学拠点接種校としてワクチン接種を進めて参りました。そして、自然科学系総合大学としての社会的使命・責任を果たすべく、学生・教職員はもちろん、留学を予定している方や近隣教育機関・企業の方等に対するワクチン接種を検討、実施しております。

 一方、新型コロナウイルスは約2週間で一か所程度の速度で変異していると考えられており、こうした新たな変異株に対して警戒を強めていく必要がある中、従来に比して感染力が強く、年齢に関係なく重症化のリスクが高い変異株が首都圏にまん延しています。特に20代、30代といった若年層の感染割合が増加し、新規感染者数の増加に歯止めがかからないことから、東京都に対し再度、緊急事態宣言が発出されることとなりました。

 苦渋の決断ではありますが、ワクチン接種に対する大学拠点接種校として社会的責任を果たすと同時に、学生、教職員の安全を第一に考え、また医療体制のひっ迫を防ぎ、「生命の科学で未来をつなぐ」ためにも、再度、活動指針を見直し、以下の通り変更することといたしました。

東邦大学における新型コロナウイルス感染症に対する活動指針(令和3年7月12日より適用)

東邦大学における新型コロナウイルス感染症に対する活動指針(令和3年7月12日版)
研究(フィールドワーク):レベル2(不要不急の活動自粛)に変更
授業(講義科目)    :レベル1(遠隔形式を主体)に変更
課外活動        :レベル2(全面禁止)に変更
学内会議・イベント   :レベル2(遠隔形式を主体)に変更
学外者のキャンパス訪問 :レベル1(遠隔形式を主体)に変更
出張・旅行       :レベル2(自粛要請に従う)に変更
*緊急事態宣言は東京都に対し発令されますが、都県をまたいだ人の移動や接触を減らす観点から、本学の活動指針のレベルは大森・習志野の両キャンパスに適用します。
*本活動指針のレベル変更による詳細な対応は、各キャンパス・学部・研究科等からのお知らせをご確認ください。
東邦大学における新型コロナウイルス感染症に対する活動指針(令和3年7月12日版)を必ず確認ください。
 なお、ワクチン接種は変異株に対しても、二回接種後には有効性を示す研究結果も報告されているなどと評価・分析されています。しかしながら、免疫がつくまでには1~2週間程度かかり、免疫がついても発症予防効果は100%ではありません。さらに、ワクチンを受けた方から他の方への感染をどの程度予防できるか、明らかになっていないことも多くあります。

 繰り返しとなりますが、常に新型コロナウイルスがそこにいると想定し、ワクチン接種の有無に関わらず、引き続き、密集・密接・密閉の回避、マスクの着用、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒の励行、飲食時の発語・会話を控える等、感染予防対策を徹底して継続いただくよう、お願いいたします。このことが、自身の感染リスクを下げる(個人防衛)だけでなく、家族・友人(集団感染)の感染リスクを下げ、そのことが社会全般の感染を防ぎ(社会防衛)、重症化を防ぎ、命を救うことにつながります。

 安全・安心な学生生活を送るためにも、皆さまのこれまでのご協力に感謝を申し上げるとともに、いっそうのご理解とご協力をお願いいたします。

その他質問事項等がございましたら、本学で設置している「新型コロナウイルス感染症に関する学生相談窓口」* をご活用ください。
* 本学から発行しているGmailアカウントにログインの上、お問い合わせください。