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令和3年度における授業の方針について(2月15日更新)

在学生の皆さま
新入生の皆さま
令和2年10月30日
令和3年2月15日更新
学長 高松 研

 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、政府による緊急事態宣言が二度にわたって発出される等、この一年間は在学生の皆さん、新入生の皆さんにとって、思ってもみなかった期間であったと思います。
 このような状況においても、自然科学系総合大学である東邦大学は教職員一丸となり、感染拡大防止に最大限の注意を払うとともに、学生の皆さんの学修機会を適切に確保すべく、教育・研究活動を継続してきました。令和2年度秋学期授業については、遠隔授業を十分に活用するとともに、演習、実習などの授業を中心に、無事キャンパスにおける対面形式で実施することができました。学生の皆さんには、このような大きな変化に対して真摯にご協力いただき、改めて深く感謝申し上げます。

 しかしながら、新型コロナウイルス感染症は国内においても変異株が確認される等、いまだ不明な点が多い感染症であり、長期的な対応が必要となることが見込まれます。つきましては、東邦大学における令和3年度の授業の方針を以下の通りお知らせいたします。
 なお、本方針は令和2年10月30日に公表した内容から変更しておりませんが、今後、新たな感染の拡大や最新の情報、知見が得られた場合には、随時見直しを行います。
令和3年度における授業の方針
  • 教育効果や学生同士のつながり、建学の精神である「自然・生命・人間」に基づいた豊かな人間性を涵養する観点等からも、演習、実習などを中心に、キャンパス内での対面形式による授業を実施いたします。併せて、感染症への対応および教育手法としての利点を踏まえ、遠隔授業を十分に活用します。
  • 遠隔授業は、双方向オンライン型、動画配信オンデマンド型、資料配付・配信型など多様な形態によって実施いたします。
  • 新入生、在学生ともにパソコンやインターネット回線等を準備いただき、学修環境、通信環境の整備をお願いいたします。
*対面形式で実施する授業科目、遠隔形式で実施する授業科目など、具体的な内容は各学部・研究科からのお知らせを確認ください。
 遠隔授業には、学修環境の整備やコミュニケーション等の面でまだ難しさがある一方、時間や場所を選ばすに繰り返し学修できる等、優れた面が多くあります。そのため、本学では今後も遠隔授業の活用を視野に入れた教育を推進していきたいと考えています。
 これから皆さんが活躍する社会においても、遠隔会議やオンライン診療等、遠隔によるコミュニケーションの実践や働き方が必要となります。大学における遠隔授業の経験は、これからの社会で皆さんが大きく羽ばたく未来に繋がります。ぜひ皆さんも未来への展望であることを充分に理解いただき、令和3年度の授業に臨んでください。