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GPA(Grade Point Average)制度

 東邦大学では、開講する授業科目に係る単位の実質化や、さらなる高度な質保証の実現を目指し、これまで学部・研究科ごとに厳格な成績評価に取り組んできました。そして、さらなる学生の自律的な学修の促進や学修指導等に活用することを目的として、全学的にGPA制度を導入しています。

GPA制度の概要

 GPA(Grade Point Average)制度は、客観的な成績評価を行うための制度です。各学生の履修登録科目の成績評価をGP(グレード・ポイント)に変換し、GPに当該科目の単位数を乗じて、その総和を履修総単位数で除した値(単位当たりの平均値)をGPAとします。

成績評価の基準とGPの対応

 本学が開講する各授業科目の成績評価は、2021年度以降の入学者を対象とするカリキュラムが適用される学生から以下のように取り扱います(2020年度以前の入学者を対象とするカリキュラムが適用される学生は、従来どおりの表示となります)。
  評語 得点 GP 備考
四段階評価
Excellent
S 90 ~ 100 4  

Good
A 80 ~ 89 3  

Satisfactory
B 70 ~ 79 2  

Minimal
C 60 ~ 69 1  
不可
Failed
F 0 ~ 59 0  
試験欠席、レポート未提出、出席不足(未履修)等
二段階評価 合格
Passed
P 認定科目やTOEIC等の外部試験結果を認定した場合や、自由科目の評語等
不合格
Not passed
Q
保留 H 再試験や追試験科目等、一時的な評語

GPAの種類と計算方法

 本学では、当該年度における学修成果を示す指標として「年度GPA」、在学中の全期間における学修の成果を示す指標として「通算GPA」を算出します。各GPAは以下の計算式により算出し、小数点以下第三位の値を四捨五入し、小数点以下第二位まで表記します。

 なお、合否等で判定する授業科目や他大学等で履修した授業科目等、一部GPAの対象外とする授業科目があります。詳しくは、各学部・研究科の案内をご確認ください。

GPA制度の活用方法

 GPA制度を導入することで、学生は修得単位「数」だけではなく、修得単位の「質」について確認が可能になり、学生の自律的な学修の促進が期待されます。さらに、無計画な履修はGPAの値を下げることにつながるため、能動的、計画的な履修が重要です。授業内容や成績評価方法等についてシラバスでしっかりと確認し、責任ある履修計画を立てるようにしてください。

 また、GPA制度は担任等による履修指導にも利用します。特に、学部生については2年連続して年度GPA値が各学部の定める値を下回る場合、学部長から学修指導、生活指導を行う機会を設けます。

 その他にも、学生生活支援(各種奨学金選考等)や各種表彰、FD(Faculty Development)活動をはじめとした組織的な研修等にも活用します。

その他