2015年ノーベル物理学賞受賞者 梶田隆章教授(東京大学)による公開講座(6月23日)を終えて
2018年6月23日に、東京大学宇宙線研究所の梶田隆章教授をお招きして、東邦大学理学部公開講座が開催され、あいにくの雨にもかかわらず、約350名の聴講者が参加されました。
スーパーカミオカンデによって達成された、2015年ノーベル物理学賞のテーマ「ニュートリノが質量を持つことを示すニュートリノ振動の発見」、および、日本でもKAGRAの開発が進められている、宇宙を見る新たな目として注目されている「重力波」についての講演が行われ、聴講者は熱心に耳を傾けていました。質問時間は大変白熱し、大変充実した公開講座になりました。
日時 | 2018年6月23日(土) 講演:15:30〜 |
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場所 | 東邦大学理学部(習志野キャンパス) |
演題 | 「神岡の地下から探る宇宙と素粒子」 |
これまでの公開講座
2016年度公開講座 「宇宙・重力波・ニュートリノ」
2011年度公開講座 「超伝導 〜100年の歩みとこれから〜」
2009年度公開講座 「ガリレオからすばる望遠鏡まで」
2008年度公開講座 「究極の素粒子を求めて」
2007年度公開講座 「ミクロの物質とマクロの宇宙」