地殻力学・地下水理学研究室
研究室紹介
水などの流体が地下でどのようなふるまいをするか、それが岩石や断層の力学特性にどう影響するのか、ということは、CO2地中貯留、放射性廃棄物の地層処分、石油・天然ガス等の資源開発、地震の発生メカニズムなどさまざまな分野に関係して重要な性質です。本研究室では、野外調査や岩石の微細構造の観察に、室内岩石実験や数値計算などを組み合わせることによって、これらの性質の解明に取り組んでおります。
研究内容
● 堆積岩およびその内部に発達した断層・割れ目の水理特性
● 間隙流体圧による断層の摩擦特性に及ぼす影響
● 新第三紀堆積岩の内部空隙構造とそのシール特性の関係
● 間隙流体圧による断層の摩擦特性に及ぼす影響
● 新第三紀堆積岩の内部空隙構造とそのシール特性の関係
所属教員

上原 真一/教授
学生の皆さんへのメッセージ
学問することの意義のひとつは、その専門分野に基づく「ものごとを視る目・ものごとの考え方」を養うことにあります。地球科学を志す人もそうでない人も、“地学”的な視点・考え方 -空間的にも時間的にも広い視野でものごとをとらえる- をぜひ身につけてください。