大気科学・星間化学研究室
研究室紹介
平成16年10月に本学に着任し、実質的な実験室の立ち上げはV号館竣工後の平成17年9月から行っている。分子分光学を基盤に置いた上で、大気科学や星間化学といった境界領域での活動を目指している。実験装置の設計・製作から、測定データの解釈まで総合的に対応できる「歌って踊れる研究室」にすることが目標である。
研究内容
国際宇宙ステーション搭載超伝導サブミリ波リム放射サウンダーの開発
宇宙航空研究開発機構が進めている上記プロジェクトに参加し、成層圏オゾン破壊物質の分布を解明する大気観測装置の開発を進めている。現在フライト品製作の段階であり、観測装置の性能評価・観測データ処理系の整備などを進めている。
宇宙航空研究開発機構が進めている上記プロジェクトに参加し、成層圏オゾン破壊物質の分布を解明する大気観測装置の開発を進めている。現在フライト品製作の段階であり、観測装置の性能評価・観測データ処理系の整備などを進めている。
ミリ波帯からテラヘルツ帯電波天文観測による星間現象過程の解明
野辺山45m望遠鏡や南米チリに設置されているASTE10m望遠鏡などを用いて、星間分子雲から星形成に至るまでの過程を分子をプローブとして追っていく。観測提案を行い、学外研究者との共同研究で実施している。
野辺山45m望遠鏡や南米チリに設置されているASTE10m望遠鏡などを用いて、星間分子雲から星形成に至るまでの過程を分子をプローブとして追っていく。観測提案を行い、学外研究者との共同研究で実施している。
テラヘルツ帯高分解能分子分光計の開発
分光学の谷間とも言われているテラヘルツ帯域での分子分光を行うための、分光計の開発を進めている。大気科学・星間化学的に重要と考えられているが、分子の同定に至っていない不安定分子が主たる観測対象である。
分光学の谷間とも言われているテラヘルツ帯域での分子分光を行うための、分光計の開発を進めている。大気科学・星間化学的に重要と考えられているが、分子の同定に至っていない不安定分子が主たる観測対象である。
所属教員