細胞生物学研究室
研究内容
多細胞生物の発生では細胞分化が巧みに調節されています。この複雑な機構も、元を辿れば、祖先の単細胞生物が持つ細胞制御の分子機構から進化しました。私は細胞分化制御の情報経路とその進化の理解を目標に、単細胞から多細胞への転換が起きた社会性アメーバを用いて研究しています。社会性アメーバは精巧な発生を行い、系統間で分化に多様性を示します。分子遺伝、生化学、細胞学実験に適しており、様々な手法を組み合わせて情報経路の分子解析をしています。
所属教員

山田 葉子/教授