分子発生生物学研究室
研究内容:生物の形をつくるメカニズムを遺伝子レベルで研究
からだをつくる基本的なメカニズムを理解するために、細胞性粘菌という小さな真核生物を用いて研究しています。未分化状態の細胞が分化誘導されると、発生分化を制御する遺伝子発現が活性化し、最終的に柄細胞と胞子という単純な構造を形成します。最終的な分化や未分化状態の維持にはSTATaと呼ばれる転写因子が深く関わっていると考えられています。STATaの個体内での役割などを詳しく解析しています。また最近は、生きた細胞内で起こる遺伝子発現をリアルタイムにモニターする革新的な計測システムの開発に成功し、遺伝子発現のダイナミックな振る舞いと細胞分化の関係性に焦点を当てた研究も行っています。
所属教員
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川田 健文/教授
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村本 哲哉/准教授
川田教授・研究室紹介動画(2023年6月公開、学生が撮影・編集)
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村本准教授・研究室紹介動画(2023年6月公開、学生が撮影・編集)
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