メディア生命科学コースの教育内容
教育方針
メディア生命科学コースでは、コンピュータやメディア・情報処理の技術を中核として持ち、医療や生命・自然環境などの分野への応用力のある学生を育てることを目指しています。理学部共通の教養教育による人間形成と並行して、コンピュータ・メディア情報処理の基礎知識とプログラミングやコンピュータ利用のスキルを積み重ねていきます。
同時に、生命医科分野や環境分野の専門家たちを情報処理の側面から支えることができるよう、応用分野での考え方や基本概念を学びます。生命医科や環境そのものの専門家を目指す教育ではありませんが、専門家や研究者たちの要求を理解し情報技術を持って答えられる人材を目指します。
また、プロジェクトI・IIを通じで、チームの一員としてプロジェクトを遂行する力を養います。
学習分野
コンピュータ科学系
コンピュータやネットワークの構成・動作原理と、オペレーティングシステムやコンパイラ等のシステムソフトウェア、Java言語等のプログラミング技術の習得を目指します。
メディア・生命科学系
メディア(画像・CG・音楽など)の情報処理技術、例えば、パターン認識、コンピュータグラフィックス、音声処理、及び、生命医科・環境分野での応用技術(医用メディア処理論、医用システム論など)を学びます。