情報科学科では数学（中学・高校）および情報（高校）の教員免許を取得することが可能で、毎年１０名前後（数理知能科学コースの２０％程度）の学生が中学・高校の教員となります。
高校・大学の数学を、「自分で教える」という観点から学び直す科目「教職数学I、II、III」を新設します。
教員として知っておくべき数学をしっかり学べる上、採用試験の対策にもなります。
数学教員志望の学生を強力にサポートし、質の高い教員をこれまで以上に養成したいと考えています。

「基本情報技術者」はIT 技術者の基本的な知識・技能を保証する資格で、約３割の学生が取得しています。
これまでの授業でも出題範囲をほぼカバーしていましたが、計８科目に集約し、全範囲をカバー、さらに学びやすくなります。
また、試験実施団体（IPA）の認定による試験の一部免除を目指します。基本情報技術者の資格取得を支援し、IT 技術者を希望する学生を強力にサポートします。

これまでもCG(コンピュータグラフィックス)理論は学べましたが、CG 技術者となるにはクリエーションやプログラミングなどの実践も必要です。
「メディア創作概論」、「CG クリエーション」、「CG プログラミング」を新設し、CG・ゲームエンジニアになる夢を応援します。

情報科学科でも、金融関係や医療情報関係に進む学生が目立ってきました。
高田英行准教授（金融工学）、ホセ・ナチェル教授（バイオインフォマティックス）により、金融工学・生命情報科学関連の科目をさらに充実させ、金融技術者や医療情報技術者を希望する学生を支援します。