オペレーティングシステム
担当教員 山内 長承 他
授業目的
計算機を人間に操作しやすくし、計算資源を管理し、また計算機の利用効率を向上するために、UNIXやWindowsなどのオペレーティングシステム(OS)が使われている。この講義では、計算機ハードウェアの動作原理を理解した学生を対象に、オペレーティングシステムの仕組とそこで使われている技術を学び、計算機の中でどのようにして仕事がなされるのかを理解することを目的とする。
授業内容
講義を中心とする。最初にオペレーティングシステムの機能概要を理解した後、1)プロセッサ管理・多重処理、2)メモリ管理、仮想記憶とページング、3)入出力制御、ディスク管理、ファイルシステムとディレクトリ、の3つの個別分野について重点的に学ぶ。理解の確認のために、中間テストを行う。
関連科目
計算機ハードウェアの動作原理(コンピュータハードウェアA・B)、C言語によるプログラミング(プログラミングA・B)
教科書・参考書
教科書:「オペレーティングシステム」 大澤 範高 近代科学社 4-339-02707-5
参考書:「オペレーティングシステム入門[新版]」 古市栄治 日本理工出版会 4-89019-482-7
「オペレーティングシステム」 吉澤康文 昭晃堂 4-7856-3119-8
「オペレーティングシステムの基礎」 大久保英嗣 サイエンス社 4-7819-0860-8
評価方法
中間テスト・授業態度・出席(60点)と、期末試験(40点)の合計点を評価とする
オフィスアワー
月曜日 16:30~17:30、水曜日午後(第4週を除く)、その他随時(予約による)(4541室)