大学院理学研究科の理念・目的
自然・生命・人間
東邦大学の創立者である額田晉の著書「自然・生命・人間」。この言葉は、「自然」に対する畏敬の念を持ち、「生命」の尊厳を自覚し、「人間」の謙虚な心を原点として、かけがえのない自然と人間を守る本学の建学の精神として受け継がれています。
理学研究科の設置とミッション
東邦大学大学院理学研究科は、建学の精神に基づき理学に関する学理の追究とその応用を通して、文化の発展と人類の福祉に貢献するために1983年に設置されました。これまでに、高度な専門知識に裏打ちされた問題発見・解決能力を身につけた多くの人材を社会に送り出しています。
理学研究科の6専攻では、先駆的・独創的な学術研究の実践を通して、多様な理学分野における基礎から応用までを学ぶ教育を展開しています。物質科学の学理を基盤にしてそれぞれの分野の理論から応用までを幅広く学ぶ化学専攻と物理学専攻、生命科学の学術研究を通じて社会貢献を目指す生物学専攻と生物分子科学専攻、数理科学から人工知能まで現代の情報技術を支える情報科学専攻、持続可能な社会の創成を目指す環境科学専攻。各専攻では、専門分野の特色を生かした教育・研究によって、理学研究科の掲げる教育目標を達成すべく、具体的な行動目標とカリキュラムを用意しています。
理学研究科の6専攻では、先駆的・独創的な学術研究の実践を通して、多様な理学分野における基礎から応用までを学ぶ教育を展開しています。物質科学の学理を基盤にしてそれぞれの分野の理論から応用までを幅広く学ぶ化学専攻と物理学専攻、生命科学の学術研究を通じて社会貢献を目指す生物学専攻と生物分子科学専攻、数理科学から人工知能まで現代の情報技術を支える情報科学専攻、持続可能な社会の創成を目指す環境科学専攻。各専攻では、専門分野の特色を生かした教育・研究によって、理学研究科の掲げる教育目標を達成すべく、具体的な行動目標とカリキュラムを用意しています。
教育目標
博士前期課程では各分野の科学技術を支える人材の養成を、博士後期課程では科学的な知識や思考方法を他者に指導できる人材の養成を目指しています。前期課程では各分野の専門科目に加えて、研究科共通科目として生命・研究倫理、実践的な科学英語、企業研究、科学と社会の関わりも学びます。博士後期課程は演習と研究を中心に、また、前期および後期課程を通じて国内外での学会発表、国際的な学術雑誌への論文発表の指導を通して研究リテラシーを涵養します。
Society5.0を支える人材の育成
本学が提供する学びは、高度な専門知識の修得に留まりません。その本質は、卒業後も自ら学び続ける力、新しい価値を創造する力を身につけることにあります。
いま私たちは誰もが経験したことのない状況に直面しています。これまでの知識と経験の外挿が通用しない世界もやってきます。求められるのは、既存の枠組みに囚われることなく新しい価値を創造する人、ゲーム・チェンジャーになり得る人材だと考えます。
教育と研究を通じて社会の要請に応えることが、私たち高等教育機関に課せられたミッションの一つです。自然科学系総合大学である本学の特質を活かして、Society 5.0が目指す社会の中心として活躍する人材の育成に、教職員の総力を結集して取り組むことをお約束します。
いま私たちは誰もが経験したことのない状況に直面しています。これまでの知識と経験の外挿が通用しない世界もやってきます。求められるのは、既存の枠組みに囚われることなく新しい価値を創造する人、ゲーム・チェンジャーになり得る人材だと考えます。
教育と研究を通じて社会の要請に応えることが、私たち高等教育機関に課せられたミッションの一つです。自然科学系総合大学である本学の特質を活かして、Society 5.0が目指す社会の中心として活躍する人材の育成に、教職員の総力を結集して取り組むことをお約束します。