2026年度 高等学校教員対象サイエンス教室を開催します
※申込期間終了
東邦大学理学部では、毎年夏休み期間中に高等学校の先生方を対象とした科学教室を開催しています。本年も、理学部6学科(化学科、生物学科、生物分子科学科、物理学科、情報科学科、生命圏環境科学科)から、10の専門講座をご用意しました。奮ってご参加ください。
2026年度サイエンス教室リーフレット(PDFダウンロード) (PDF 17MB)
講座内容
※高等学校での実施可能度を、A:容易、B:普通、C:困難で示しています。
2026年8月4日(火) ①②③④⑤⑥ 13:00~16:00、⑦ 10:00~16:00
2026年8月4日(火) ①②③④⑤⑥ 13:00~16:00、⑦ 10:00~16:00
① イカから学ぶ貝類の多様性
担当:山崎大志(生命圏環境科学科・講師)定員20名 実施可能度A
軟体動物門(いわゆる貝類)は進化の過程で著しい多様化を遂げた動物の一群であり、地球上で2番目に多様性が高いことが知られる。この多様性は見た目、すなわち形態、から明白である。すなわちサザエ(腹足綱)やオウムガイ(頭足綱)は殻を持つ一方で、明確な殻を失う方向に進化した種群も多い:ウミウシ類・ナメクジ類(腹足綱)やイカ・タコ類(頭足綱)。こうした差異は、貝類の多様な生態と複雑な進化史を反映している。従って貝類は生きた教科書である。本実験の目的は、貝類をモデル系として動物の形態的多様性や生態的特徴を理解することである。対象種として、私たちの生活にも関わりの深い頭足綱、すなわちイカ類(スルメイカ・ホタルイカ)を取り上げ、解剖およびスケッチを行う。なお材料の入手は海況および市場次第であるため、種類が変更となる可能性もある。
軟体動物門(いわゆる貝類)は進化の過程で著しい多様化を遂げた動物の一群であり、地球上で2番目に多様性が高いことが知られる。この多様性は見た目、すなわち形態、から明白である。すなわちサザエ(腹足綱)やオウムガイ(頭足綱)は殻を持つ一方で、明確な殻を失う方向に進化した種群も多い:ウミウシ類・ナメクジ類(腹足綱)やイカ・タコ類(頭足綱)。こうした差異は、貝類の多様な生態と複雑な進化史を反映している。従って貝類は生きた教科書である。本実験の目的は、貝類をモデル系として動物の形態的多様性や生態的特徴を理解することである。対象種として、私たちの生活にも関わりの深い頭足綱、すなわちイカ類(スルメイカ・ホタルイカ)を取り上げ、解剖およびスケッチを行う。なお材料の入手は海況および市場次第であるため、種類が変更となる可能性もある。
② 光合成の仕組みを覗いてみよう
担当:武藤 梨沙(生物分子科学科・講師)定員20名 実施可能度B
光合成は小学校から高校まで幅広い学年で学習する内容です。また、身近にある化学反応であるため子どもたちにも親しみやすい題材です。この実験では、普段食卓に出てくるような食材を使って光合成色素を抽出し、薄層クロマトグラフィー法により展開して含まれる色素を同定します。植物によって含まれる色素が違うのはなぜなのか、光合成タンパク質の構造も交えて解説します。
光合成は小学校から高校まで幅広い学年で学習する内容です。また、身近にある化学反応であるため子どもたちにも親しみやすい題材です。この実験では、普段食卓に出てくるような食材を使って光合成色素を抽出し、薄層クロマトグラフィー法により展開して含まれる色素を同定します。植物によって含まれる色素が違うのはなぜなのか、光合成タンパク質の構造も交えて解説します。
③ パスワードの科学から考える安全で使いやすい管理法
担当:金岡 晃(情報科学科・教授)定員24名 実施可能度B
パスワードはなぜ危険になるのでしょうか。その要因は、パスワード自体の特徴だけでなく、管理方法や強化の考え方にもあります。本講座では、最新のパスワード研究を紹介しながら、学校現場におけるパスワード管理の重要性を理解し、安全性と利便性を両立する管理策について考えます。パスワードの仕組みや人間の行動特性に基づいた知見を学ぶことで、教育現場における情報漏洩リスクの低減と、より実践的な対策につなげます。
パスワードはなぜ危険になるのでしょうか。その要因は、パスワード自体の特徴だけでなく、管理方法や強化の考え方にもあります。本講座では、最新のパスワード研究を紹介しながら、学校現場におけるパスワード管理の重要性を理解し、安全性と利便性を両立する管理策について考えます。パスワードの仕組みや人間の行動特性に基づいた知見を学ぶことで、教育現場における情報漏洩リスクの低減と、より実践的な対策につなげます。
④ 光と色の三原色
担当:森田 耕太郎(化学科・准教授)定員20名 実施可能度B
光や色の変化を目で見て直接確認できる実験は、子どもや初学者にとってもわかりやすい演示の一つである。本講習では、光の三原色と色の三原色を中心とした光学現象と、化学物質の発光や呈色の関係について基礎から解説する。また、スマートフォンでの色覚シミュレーションやドラッグストアやホームセンターで入手可能な物品の化学実験への利用に関する実習を行う。
光や色の変化を目で見て直接確認できる実験は、子どもや初学者にとってもわかりやすい演示の一つである。本講習では、光の三原色と色の三原色を中心とした光学現象と、化学物質の発光や呈色の関係について基礎から解説する。また、スマートフォンでの色覚シミュレーションやドラッグストアやホームセンターで入手可能な物品の化学実験への利用に関する実習を行う。
⑤ 役に立つ物質の科学
担当:鈴木 健士(物理学科・准教授)定員8名 実施可能度B
物質が持つ機能性を引き出し、それを利用したモノを作り出す事は、私達の生活をより便利なものとするのにあたり必要不可欠となっています。本講座では、ECサイト等で入手可能な器具を用いた結晶育成や、簡便な物質の機能性の観測を通じて、物質の科学によってどのような課題に取り組み、より良い社会を開拓できるのかについて考えていきたいと思います。
物質が持つ機能性を引き出し、それを利用したモノを作り出す事は、私達の生活をより便利なものとするのにあたり必要不可欠となっています。本講座では、ECサイト等で入手可能な器具を用いた結晶育成や、簡便な物質の機能性の観測を通じて、物質の科学によってどのような課題に取り組み、より良い社会を開拓できるのかについて考えていきたいと思います。
⑥ ホルモンの作用を観察してみよう
担当:蓮沼 至(生物学科・准教授)定員8名 実施可能度B
本実習では下垂体中葉ホルモンである黒色素胞刺激ホルモンがアフリカツメガエルの皮膚に存在する黒色素胞内のメラニン色素を拡散させる現象を観察します。この実験モデルはホルモンの作用を簡便に検証する方法の一つとして有用です。本実習を通してホルモンの機能解析法について実践・解説するとともに、アフリカツメガエルの実験動物としての特徴や取扱いの注意点なども解説します。
本実習では下垂体中葉ホルモンである黒色素胞刺激ホルモンがアフリカツメガエルの皮膚に存在する黒色素胞内のメラニン色素を拡散させる現象を観察します。この実験モデルはホルモンの作用を簡便に検証する方法の一つとして有用です。本実習を通してホルモンの機能解析法について実践・解説するとともに、アフリカツメガエルの実験動物としての特徴や取扱いの注意点なども解説します。
⑦ 新旧遺伝子配列解読法を体験しよう
担当:鹿島 誠(生物分子科学科・講師)定員8名 実施可能度B
本実験では、スーパーで購入した食材からDNAを抽出し、PCRで増幅後、電気泳動とnanopore sequencerの両手法で解析します。新旧の遺伝子解析法を比較しながら、リアルタイムで塩基配列を読み取るnanopore技術を体験します。得られた配列をデータベースと照合することで、種同定の仕組みと遺伝子解析の一連の流れを理解することを目的とします。
本実験では、スーパーで購入した食材からDNAを抽出し、PCRで増幅後、電気泳動とnanopore sequencerの両手法で解析します。新旧の遺伝子解析法を比較しながら、リアルタイムで塩基配列を読み取るnanopore技術を体験します。得られた配列をデータベースと照合することで、種同定の仕組みと遺伝子解析の一連の流れを理解することを目的とします。
2026年8月18日(火) ⑧⑩ 13:00~16:00、⑨ 10:00~16:00
⑧ ルービックキューブとあみだくじから考える群論
担当:土谷 昭善(情報科学科・講師)定員20名 実施可能度B
ルービックキューブでは,ある操作を何度か繰り返すともとに戻る。一方,フェルマーの小定理は素数と余りに関する公式として知られている。一見まったく異なる話題に見えるが,実はどちらも群とラグランジュの定理によって説明できる。また,あみだくじを読むこととルービックキューブを解くことにも,群を通して見ると共通する数学的な構造がある。本講義では,具体例を通して抽象数学の基礎である群の意義と面白さを学ぶ。
ルービックキューブでは,ある操作を何度か繰り返すともとに戻る。一方,フェルマーの小定理は素数と余りに関する公式として知られている。一見まったく異なる話題に見えるが,実はどちらも群とラグランジュの定理によって説明できる。また,あみだくじを読むこととルービックキューブを解くことにも,群を通して見ると共通する数学的な構造がある。本講義では,具体例を通して抽象数学の基礎である群の意義と面白さを学ぶ。
⑨ 動物の行動を科学する!動物園での行動観察とデータ分析
担当:井上 英治(生物学科・教授)定員15名 実施可能度B
動物の行動観察は、生徒の探究心や主体性を育む教育に最適です。一定の方法で行動データを収集すれば、科学的なデータとして扱え、それを基に自ら設定した疑問について考察することが可能になります。本研修では、霊長類の種数が豊富な千葉市動物公園を舞台に、ヒトを含む分類群である霊長類の形態を確認しつつ、行動データの収集と解析の方法について研修します。(要:入園料800円、エクセルが使用可能なノートPC)
動物の行動観察は、生徒の探究心や主体性を育む教育に最適です。一定の方法で行動データを収集すれば、科学的なデータとして扱え、それを基に自ら設定した疑問について考察することが可能になります。本研修では、霊長類の種数が豊富な千葉市動物公園を舞台に、ヒトを含む分類群である霊長類の形態を確認しつつ、行動データの収集と解析の方法について研修します。(要:入園料800円、エクセルが使用可能なノートPC)
⑩ プラズマボールの製作
担当:古川 武(物理学科・准教授)定員12名 実施可能度B
プラズマボールは科学博物館などにも展示され、不思議な発光で人々を魅了しますが、電気回路や原子スペクトルなど物理の知識を駆使すれば自作することも可能です。本講座ではICチップなど手軽に入手可能な電子部品を用いて高周波高電圧発生回路を製作し、封入した希ガスを放電するプラズマボールを自作します。封入希ガスの種類により色や様子の変わるプラズマ発光と原子スペクトル・原子構造の関連も考察したいと思います。
プラズマボールは科学博物館などにも展示され、不思議な発光で人々を魅了しますが、電気回路や原子スペクトルなど物理の知識を駆使すれば自作することも可能です。本講座ではICチップなど手軽に入手可能な電子部品を用いて高周波高電圧発生回路を製作し、封入した希ガスを放電するプラズマボールを自作します。封入希ガスの種類により色や様子の変わるプラズマ発光と原子スペクトル・原子構造の関連も考察したいと思います。
申し込み方法など
申込期間外のため、お申込みできません。
ご入力内容:氏名、高等学校名、電話番号、E-mailアドレス、希望の講座番号(5つまで選択可)、次回開催時の案内の有無
・ご質問は2026scisch◎ml.toho-u.jp (◎を@に変えて送信ください)にメールでお願いします。
・ご参加いただく講座については、7/11(土)以降に上記e-mailアドレスからのメールでお知らせしますので、受信できるよう設定をお願いします。
・先着順となりますのでご希望に添えない場合があります。
・駐車スペースはありません。自動車(自動二輪車含む)、原付でのご来場は固くお断り申し上げます。
・ご質問は2026scisch◎ml.toho-u.jp (◎を@に変えて送信ください)にメールでお願いします。
・ご参加いただく講座については、7/11(土)以降に上記e-mailアドレスからのメールでお知らせしますので、受信できるよう設定をお願いします。
・先着順となりますのでご希望に添えない場合があります。
・駐車スペースはありません。自動車(自動二輪車含む)、原付でのご来場は固くお断り申し上げます。
申込締切は2026年7月10日(金)です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。



