2025年度 高等学校教員対象サイエンス教室を開催します
東邦大学理学部では、毎年夏休み期間中に高等学校の先生方を対象とした科学教室を開催しています。本年も、理学部6学科(化学科、生物学科、生物分子科学科、物理学科、情報科学科、生命圏環境科学科)から、9つの専門講座をご用意しました。奮ってご参加ください。
※申込受付を終了しました。
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2025年度サイエンス教室リーフレット(PDFダウンロード) (PDF 542KB)
講座内容
※高等学校での実施可能度を、A:容易、B:普通、C:困難で示しています。
2025年8月5日(火) ① 10:00~16:00、②③④⑤ 13:00~16:00
2025年8月5日(火) ① 10:00~16:00、②③④⑤ 13:00~16:00
① 動物の行動を科学する!動物園での行動観察とデータ分析
担当:井上 英治(生物学科・教授)定員15名 実施可能度B
動物の行動観察は、生徒の探究心や主体性を育む教育に最適です。一定の方法で行動データを収集すれば、科学的なデータとして扱え、それを基に自ら設定した疑問について考察することが可能になります。本研修では、霊長類の種数が豊富な千葉市動物公園を舞台に、ヒトを含む分類群である霊長類の形態を確認しつつ、行動データの収集と解析の方法について研修します。(要:入園料800円、エクセルが使用可能なノートPC)
動物の行動観察は、生徒の探究心や主体性を育む教育に最適です。一定の方法で行動データを収集すれば、科学的なデータとして扱え、それを基に自ら設定した疑問について考察することが可能になります。本研修では、霊長類の種数が豊富な千葉市動物公園を舞台に、ヒトを含む分類群である霊長類の形態を確認しつつ、行動データの収集と解析の方法について研修します。(要:入園料800円、エクセルが使用可能なノートPC)
② 光と色の三原色
担当:森田 耕太郎(化学科・准教授)定員20名 実施可能度B
光や色の変化を目で見て直接確認できる実験は、子どもや初学者にとってもわかりやすい演示の一つである。本講習では、光の三原色と色の三原色を中心とした光学現象と、化学物質の発光や呈色の関係について基礎から解説する。また、ペーパークロマトグラフィーによる色素の分離実験を題材にして、ドラッグストアやホームセンターで入手可能な物品の化学実験への利用に関する実習を行う。
光や色の変化を目で見て直接確認できる実験は、子どもや初学者にとってもわかりやすい演示の一つである。本講習では、光の三原色と色の三原色を中心とした光学現象と、化学物質の発光や呈色の関係について基礎から解説する。また、ペーパークロマトグラフィーによる色素の分離実験を題材にして、ドラッグストアやホームセンターで入手可能な物品の化学実験への利用に関する実習を行う。
③ 利根川水系の淡水魚類の同定と寄生虫の調べ方
担当:脇 司(生命圏環境科学科・准教授)定員20名 実施可能度A
淡水魚の同定と、寄生虫調査までの流れ(野外採集と淡水魚の種同定、外来種の寄生虫観察)を体験できます。淡水魚は簡単に採集できますが、種同定が意外と難しいと思います。そこで今回は、主要な淡水魚の種判別を体験していただきます。これに加えて、利根川水系には淡水魚につく中国大陸由来の寄生虫が侵入していますので、その観察を体験いただけます。実体顕微鏡を用いた寄生虫調査が実践できます。
淡水魚の同定と、寄生虫調査までの流れ(野外採集と淡水魚の種同定、外来種の寄生虫観察)を体験できます。淡水魚は簡単に採集できますが、種同定が意外と難しいと思います。そこで今回は、主要な淡水魚の種判別を体験していただきます。これに加えて、利根川水系には淡水魚につく中国大陸由来の寄生虫が侵入していますので、その観察を体験いただけます。実体顕微鏡を用いた寄生虫調査が実践できます。
④ 宇宙膨張の速さ
担当:北山 哲(物理学科・教授)定員20名 実施可能度B
ビッグバン以来、宇宙は膨張していると考えられています。その根拠と意義について概観し、実データを用いた膨張率(ハッブル定数)の測定に挑戦します。「ハッブル-ルメートルの法則」「ドップラー効果」「宇宙の距離はしご」「最小自乗法」「ダークマターとダークエネルギー」などがキーワードとして登場します。(要:エクセルが使用可能なノートPC、タブレット、スマートフォン等)
ビッグバン以来、宇宙は膨張していると考えられています。その根拠と意義について概観し、実データを用いた膨張率(ハッブル定数)の測定に挑戦します。「ハッブル-ルメートルの法則」「ドップラー効果」「宇宙の距離はしご」「最小自乗法」「ダークマターとダークエネルギー」などがキーワードとして登場します。(要:エクセルが使用可能なノートPC、タブレット、スマートフォン等)
⑤ 探究活動:リトマスクリームで共通テストの上を行け!
担当:岩室 祥一(生物学科・教授)定員50名 実施可能度A
令和5年大学共通テスト生物基礎第2問Bでは、二人のスーパー高校生・マオとナツが、リトマスミルクを基質兼pH指示薬にしてリパーゼによる脂肪の分解産物(脂肪酸)を検出する、という鮮やかな手並みを披露しました。この原理を使ってリパーゼの作用を検出してみましょう。「リパーゼ」を「酵素」と置き換えると、酵素の性質の単元にも展開できます。スーパー高校生のちょっと上を目指して、リトマスクリームで挑戦です。
令和5年大学共通テスト生物基礎第2問Bでは、二人のスーパー高校生・マオとナツが、リトマスミルクを基質兼pH指示薬にしてリパーゼによる脂肪の分解産物(脂肪酸)を検出する、という鮮やかな手並みを披露しました。この原理を使ってリパーゼの作用を検出してみましょう。「リパーゼ」を「酵素」と置き換えると、酵素の性質の単元にも展開できます。スーパー高校生のちょっと上を目指して、リトマスクリームで挑戦です。
2025年8月19日(火) ⑦⑧ 10:00~16:00、⑥⑨ 13:00~16:00
⑥ 光合成の仕組みを覗いてみよう
担当:武藤 梨沙(生物分子科学科・講師)定員20名 実施可能度B
光合成は小学校から高校まで幅広い学年で学習する内容です。また、身近にある化学反応であるため子どもたちにも親しみやすい題材です。この実験では、普段食卓に出てくるような食材を使って光合成色素を抽出し、薄層クロマトグラフィー法により展開して含まれる色素を同定します。植物によって含まれる色素が違うのはなぜなのか、光合成タンパク質の構造も交えて解説します。
光合成は小学校から高校まで幅広い学年で学習する内容です。また、身近にある化学反応であるため子どもたちにも親しみやすい題材です。この実験では、普段食卓に出てくるような食材を使って光合成色素を抽出し、薄層クロマトグラフィー法により展開して含まれる色素を同定します。植物によって含まれる色素が違うのはなぜなのか、光合成タンパク質の構造も交えて解説します。
⑦目で見て触って、組み立てて味わう数学 ー多面体と展開図ー
担当:並木 誠(情報科学科・教授)定員20名 実施可能度B
多面体と呼ばれる数学的な図形を、紙製の展開図から作成したり、Zometoolと呼ばれるキットで作成したりして、実際に組み立て、目で見て触ってみることによって理解を深めます。午前中の実習では、3次元凸多面体の展開図に関する講義と、紙製の展開図からの"回転する多面体"の作成実習を行います。午後はZometoolによる、4次元立方体をはじめとする多種多様な多面体の作成実習を行います。
多面体と呼ばれる数学的な図形を、紙製の展開図から作成したり、Zometoolと呼ばれるキットで作成したりして、実際に組み立て、目で見て触ってみることによって理解を深めます。午前中の実習では、3次元凸多面体の展開図に関する講義と、紙製の展開図からの"回転する多面体"の作成実習を行います。午後はZometoolによる、4次元立方体をはじめとする多種多様な多面体の作成実習を行います。
⑧ PCRと制限酵素によるお酒の酔いやすさと強さの遺伝子解析
担当:佐藤 浩之(生物分子科学科・教授)定員30名 実施可能度B
お酒に含まれるエチルアルコールをアセトアルデヒドへ代謝する酵素の遺伝子ADH1Bとそれに続くアセトアルデヒドを酢酸へ代謝する酵素の遺伝子ALDH2をPCR法で増幅し、それぞれが高活性型酵素か低活性型酵素かを制限酵素処理と電気泳動法で分析することで、ご自身のお酒への感受性を調べます。これらの実験手法は高校生物でも学習しますが、今回はそれらを実際に体験していただきます。
お酒に含まれるエチルアルコールをアセトアルデヒドへ代謝する酵素の遺伝子ADH1Bとそれに続くアセトアルデヒドを酢酸へ代謝する酵素の遺伝子ALDH2をPCR法で増幅し、それぞれが高活性型酵素か低活性型酵素かを制限酵素処理と電気泳動法で分析することで、ご自身のお酒への感受性を調べます。これらの実験手法は高校生物でも学習しますが、今回はそれらを実際に体験していただきます。
⑨ 計測から学ぶ放射線と宇宙線
担当:中 竜大(物理学科・准教授)定員8名 実施可能度B
放射線は危険なものと思われがちですが、我々の身の回りにも常に存在し、研究現場のみならず生活のさまざまな場面で利用されているため、その正しい知識を学ぶことは重要です。本講座では、学校現場でも簡単に扱える放射線測定キット(小型シンチレーター、高感度霧箱)を使った放射線の測定を体験してもらい、”放射線”とは何かについてよりリアルな現象から学んでいきたいと思います。
放射線は危険なものと思われがちですが、我々の身の回りにも常に存在し、研究現場のみならず生活のさまざまな場面で利用されているため、その正しい知識を学ぶことは重要です。本講座では、学校現場でも簡単に扱える放射線測定キット(小型シンチレーター、高感度霧箱)を使った放射線の測定を体験してもらい、”放射線”とは何かについてよりリアルな現象から学んでいきたいと思います。
申し込み方法など
・専門講座の申し込みの際は下記からアクセスして必要事項をご入力下さい。
※申込受付を終了しました。
ご入力内容:氏名、高等学校名、電話番号、E-mailアドレス、希望の講座番号(5つまで選択可)、次回開催時の案内の有無
・ご質問は2025scisch◎ml.toho-u.jp (◎を@に変えて送信ください)にメールでお願いします。
・ご参加いただく講座については、7/12(土)以降に上記e-mailアドレスからのメールでお知らせしますので、受信できるよう設定をお願いします。
・先着順となりますのでご希望に添えない場合があります。
・駐車スペースはありません。自動車(自動二輪車含む)、原付でのご来場は固くお断り申し上げます。
※申込受付を終了しました。
ご入力内容:氏名、高等学校名、電話番号、E-mailアドレス、希望の講座番号(5つまで選択可)、次回開催時の案内の有無
・ご質問は2025scisch◎ml.toho-u.jp (◎を@に変えて送信ください)にメールでお願いします。
・ご参加いただく講座については、7/12(土)以降に上記e-mailアドレスからのメールでお知らせしますので、受信できるよう設定をお願いします。
・先着順となりますのでご希望に添えない場合があります。
・駐車スペースはありません。自動車(自動二輪車含む)、原付でのご来場は固くお断り申し上げます。
申込締切は2025年7月11日(金)です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。



