群集生態学研究室
研究室紹介
私たちの身近にはいろいろな生物がいますが、その中には生態がよく分からないものが沢山います。それ以前に、人にその存在が知られていない生物種も、未発見のまま残されています。この研究室では、身近な場所に棲む「寄生虫」を中心に、身近な生物の生態と種多様性を明らかにしていきます。
研究テーマ
- 野外における寄生虫の生態と多様性
- 野外の寄生虫のDNAデータベース作成
- その他、寄生虫の宿主動物となる小型無脊椎動物の生態
研究室サイトへのリンク
担当教員
脇 司 / 准教授
略歴

東京大学 農学部四類
東京大学大学院 農学生命科学研究科 博士(農学)
2014年4月~2015年3月:東京大学大学院 農学生命科学研究科 日本学術振興会
2015年4月~2015年11月:韓国済州大学校 博士研究員
2015年12月~2019年3月:公益財団法人目黒寄生虫館 研究員
2019年4月 東邦大学理学部生命圏環境科学科 講師
2022年4月 東邦大学理学部生命圏環境科学科 准教授
専門分野
- 寄生虫学
- 生態学
研究業績
担当科目
- 生命圏環境科学特論Ⅶ(主担当)
- 生命環境科学概論(分担)
- 環境生態学特論Ⅰ(分担)
学生の皆さんへのメッセージ
この研究室では主に寄生虫を扱います。寄生虫のことを考えるためには、とりつく相手となる別の生物(宿主)のことをよく知る必要があります。また、寄生虫と宿主の関係を調べることも重要ですので、研究を通じて生物同士のつながり・関係性を深く理解することができます。研究する中で実験に失敗したり、野外調査で目的の生物が取れなかったりすることもかなりあると思いますが、じっくりと腰を据えて、生命の謎を一緒に明らかにしていきませんか?