理学部生命圏環境科学科

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生態系生態学研究室

研究室紹介

多様な生態系に棲む生き物の間では、炭素や窒素などの元素が巡っています。生態系生態学は、広い空間スケールの中に存在する植物、動物、土壌微生物などの多くの生き物と、環境が関わりあって形成される食物連鎖や物質循環、エネルギーの流れなどの過程とそのメカニズムを理解しようとする学問です。さらに、生態系の撹乱や気候変動が生物活性などに与える影響も考慮することで、より良い生態系のあり方、管理方法について研究をしています。

研究テーマ

  • タイ東北部の乾燥フタバガキ林における乾燥と火災が炭素循環に与える影響
  • 冷温帯アカマツ林における土壌呼吸速度と樹木の生理活性の関係
  • 土壌微生物の活性と土壌環境要因の関係

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担当教員

安立美奈子 / 准教授

略歴

安立美奈子 / 准教授

1999年 3月 岐阜大学農学部生物資源生産学科 卒業
2004年10月 日本学術振興会特別研究員(DC2)
2005年 9月 岐阜大学連合農学研究科修了 博士(農学)
2005年10月 農業環境技術研究所(現:農業環境変動研究センター) 特別研究員
2009年 4月 国立環境研究所 特別研究員
2014年 1月 東京大学 生産技術研究所 特任助教
2015年 8月 筑波大学 生命環境系 助教
2020年 4月 現職

専門分野

  • 森林生態学
  • 炭素循環

研究業績

担当科目

  • 保全生態学
  • 生命環境科学概論
  • 生物資源科学
  • 基礎生物学
  • 基礎生物学実験
  • 環境生態学ユニット科目

学生の皆さんへのメッセージ

環境問題には地域スケールから地球全体に及ぶものまで色々とありますが、どれも多面的に物事を捉えて考えることが重要となります。大学には、自分の興味の分野を勉強する場所だけでなく、世の中の出来事や関心事に対しても眼を向けて知識を広げることが出来る環境が整っています。どのような生態系が多くの生き物にとって棲みやすいところなのか?目に見えない物質が生態系でどのように巡っているのか?自然と人間のより良い在り方とは何か?こんなことを皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

お問い合わせ先

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