環境科学専攻2年生の高橋栞さんが「最優秀ポスター賞」、生命圏環境科学科4年生の甲斐由香利さんが「優秀ポスター賞」を受賞(日本緑化工学会・日本景観生態学会・応用生態工学会3 学会合同大会)
9月22日~25日に名古屋大学で開催された日本緑化工学会・日本景観生態学会・応用生態工学会3 学会合同大会で、環境科学専攻2年生の高橋栞さんが「最優秀ポスター賞」、生命圏環境科学科4年生の甲斐由香利さんが「優秀ポスター賞」を受賞しました。
- 「住宅地の空き地のグリーンインフラストラクチャー化に向けた機能評価」
高橋 栞、西廣 淳(東邦大学)、徳江義宏、今村史子(日本工営株式会社)、上野裕介(石川県立大学)
千葉県白井市を例に、一見すると無駄な場所に思える「空き地」が、住宅地の微気象調節、地下水の涵養、生物多様性の保全に役立っていることを示すとともに、住民を対象にしたアンケートにより、「子どもが遊べる野原」のニーズが高いことを明らかにしました。今後のまちづくりに役立つ研究成果です。 - 「水田型湿地におけるアメリカザリガニの潜在的捕食者」
甲斐由香利、西山悠平、西廣 淳(東邦大学)
アメリカザリガニの活動時間や行動特性を実験的に調べるとともに、自然の湿地にカメラを設置し、どのような動物がアメリカザリガニを食べているか調べました。その結果、ゴイサギなどの鳥類の重要性が示唆されました。湿地の生物多様性保全に役立つ研究成果です。