理学部生命圏環境科学科

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南アフリカ国際多毛類学会報告(1)

2023年7月3日から7月7日に、南アフリカのステレンボッシュで開催された、国際多毛類学会(14th International Polychaete Conference)に、生命圏環境科学科の大越健嗣教授、齋藤敦子教授と、大学院博士前期課程2年の大坂雄一郎さんが出席し、研究発表を行いました。
学会のロゴマーク:南アフリカと多毛類がデザインされています。黄色く光っている場所がステレンボッシュです。

*多毛類:環形動物に分類され、世界中の干潟底質や岩礁等に生息しています。身近では、釣り餌として使用されています。

71 羽田空港より出発

ドバイで乗り換え、ケープタウン国際空港(南アフリカ)まで、移動時間約24時間の長旅でした。南半球に位置するケープタウンは、日本と季節が逆の為、気温15℃と肌寒かったですが、日本の暑さ(出発時27℃)から解放され、心地よくも感じられました。

72 
ホテルで石巻専修大の阿部先生と合流し、学会会場で参加登録の後、京大の学生さんとケープタウンの水族館へ出かけました

(ホテルで朝食)見た目も美しく美味しかったです
(ホテルの庭)放し飼いのウサギがいました

73日 学会初日~ウェルカムレセプション

(ケープタウンの水族館)多毛類もいました
(ワイン片手にディスカッション)        多毛類(虫:Worm)の W
 齋藤教授:

南アフリカには初めて訪れましたが、学会開催地のステレンボッシュは、自然豊かで大変美しい場所でした。葡萄畑の広がるワインの産地でもあり、滞在中は、美味しいワインと食事を楽しむことが出来ました。

国際多毛類学会には初めて参加させていただきましたが、世界の多毛類研究の先端を知ることが出来、大変勉強になりました。参加者の約半数が女性研究者で、温かい雰囲気の学会であったことも嬉しかったです。また今回、学生を含め日本から参加した若手研究者の方々は、今後日本や世界の多毛類研究を先導していかれることと思います。本学より参加した大坂さんも、現在は博士後期課程に進学され、研究者としての道を歩み始めております。今回の学会で得られた国内外の研究者同士の繋がりを、今後更に深め発展させ、自身の研究及び活躍の場を広げて行かれることを期待しております。

最後に、今回の学会参加のきっかけを下さいました、大越教授と、ご支援いただきました学科の皆様に厚く御礼申し上げます。

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