理学部生命圏環境科学科

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マウイ島実習DAY3

マウイ島実習2023-DAY3. 【環境科学海外特別研修】

生命圏環境科学科2年の円口敬太です。実習3日目の9月7日(木)、午前中はまず、County of Maui(市役所)に行きました。ここでは、歴代の市長や市の役員方の写真を拝見させていただきました。日本の名字を持っている方が多く、みんな驚いていました。残念ながらこの時は、8月にマウイ島のラハイナ地区などで発生した大規模火災の対応などで、市長はお忙しく、挨拶することはできませんでした。
写真:County of Maui City Hallにて
続いて、IMUA Discovery Gardenと呼ばれる、地域の伝統や自然の保全とコミュニティーの子どもたちの教育に取り組んでいるNGOの施設に行きました。ここでは、スタッフの代表を務められているHōkūao Pellegrinoさんよりマウイの自然環境と植生、そしてその伝統的な利用についてのお話を聞いた後、マウイでとても大切にされている貴重なウルの木(Ulu Tree)などの植樹のお手伝いをさせていただきました。これは、先月のラハイナ地区での大規模火災で、焼失してしまったウルの木の代わりにするためのもので、マウイにとってとても重要な意味のある活動に参加させていただきました。
まず、二手に分かれ準備作業をしました。一方は、シャベルや鍬を用いて雑草抜き作業。小さい切り株に苦労する場面もあり、みんな土まみれでした。もう一方は、植樹スペースを囲む岩を運ぶ作業。相当な重さでしたが、楽しみながら作業できました。
写真:植林に挑む女子たち(上)と植樹の方法を説明してくれるIMUAのHōkūao Pellegrinoさん(左下)、植樹を応援に駆けつけてくれた市長の奥様(右下)
ここで一旦、お昼休憩。IMUAの方々が、とんかつ弁当、鮭弁当、焼豚弁当を用意してくださっており、久々の日本食となりました。
写真:IMUAのお庭で最高の天気でお弁当、久々の日本食メニューでした
お弁当で体力も回復したところで午後も植樹作業再開。1カ所4人ずつくらいに別れ、深さ40~50cmほどの穴を掘り、ウルの木を含む木の苗を植えました。苗が垂直になるよう、慎重に植えました。自分たちが植えた木が、これからのマウイの自然に少しでも貢献できると思うと、とてもうれしく感じました。また、この私たちの植樹の様子が、その日の夕方、地元のテレビニュースで放送されました。Beforeとafterの写真を撮っておけばと今更後悔しております、、、
写真:植樹の様子とテレビで放送された植樹活動
 植樹後は、ハワイ大学のコーディネーターのステファニーさんのご案内で壁画巡りをしつつ、これはWailuku Wall Art Projectと呼ばれ、古くからのワイルクの街を、開いている建物の壁面に、マウイの自然や歴史をモチーフにした壁画を作成していく事業です。
写真:Wailuku Wall Artの前での記念撮影。マウイの自然や歴史をモチーフにした壁画でワイルクの街を飾っている。
一旦ホストファミリー宅へ帰宅したあと、IMUA Discovery Gardenでお世話になったBrian Nagamiさんらが活動しているマウイ太鼓(Maui Taiko)の練習に参加させてもらい、太鼓を体験をさせていただきました。マウイ太鼓は日本の福島からハワイのマウイ島に移民した日系の人々に受け継がれている和太鼓演奏のグループで、日本の伝統文化である和太鼓をマウイで継承、活動をされています。このマウイ太鼓のみなさんとリズムゲームをしたり、コンビネーションをしたり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
写真:マウイ太鼓の様子。一緒に太鼓の練習を楽しんだ後、圧巻のパフォーマンスを披露してくださいました。
体験の後は、マウイ太鼓の創設者のお一人でもある、Kay Fukumotoさんのお宅でホームパーティーにご招待いただきました。この日は夜までマウイ太鼓のメンバーと共にジェンガや人狼ゲームをしました。みんな自然に英語でコミュニケーションがとれるようになってきており、とても盛り上がりました。
3日目の報告は以上です。
写真:Kay Fukumotoさんのお宅でマウイ太鼓の皆さんとホームパーティー

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