理学部生命圏環境科学科

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遺伝子分析科学認定士(初級)の資格試験に合格しました

生命圏環境科学科臨床検査技師課程4年生の椋本舞さんと、大学院環境科学専攻1年生の佐藤瑠奈さんが、2022年度遺伝子分析科学認定士(初級)資格試験に合格いたしました。

(遺伝子分析科学認定士(初級)資格とは)

遺伝子関連検査に関する知識、技術の向上や、良質な医療の発展・普及への寄与を目的として実施されている認定資格です。
受験には、大学等で『分子生物学関連科目』を履修していることが必要で、臨床生命圏の検査技師課程の学生は、4年次以降に本資格の受験が可能です。

2022年度は、全国で受験者209人、合格者163人(合格率78%)でした。
写真左:佐藤瑠奈さん(環境科学専攻博士前期課程1年)、右:椋本舞さん(生命圏環境科学科4年)

1.なぜこの資格を取得しようと考えましたか?

椋本さん:
私は、就職活動のネタとして、また国家試験勉強を始める一助となると思い取得を目指しました。面接では結局一度も話題を振られることはありませんでしたが、国家試験の勉強をしている時には、遺伝子分析科学認定試験で得た知識が役に立ったので良かったです。

佐藤さん:
大学院生の間に何か資格を取得したいと考えていたのと、遺伝子分析科学認定士試験と臨床検査技師の国家試験の出題範囲と被っている部分があり、臨床検査技師課程で2年間勉強をしてきたので挑戦してみようと思い受験をしました。

2.いつ頃から、どのように勉強をされましたか?

(椋本さん)
4月、5月ごろから過去問を中心に勉強を始めました。筆記試験対策としては、全10回分の過去問を解き関連する内容を参考書やインターネットをもとに、自分なりにまとめていました。動画試験対策としては、臨床検査技師課程の石原先生が作ってくださった動画がとても役に立ちました。
遺伝子の範囲は知らないことばかりであったため、分からない用語はすぐに調べるようにしていました。また、時間も限られているため、過去の出題傾向から確実に覚えておくべき内容とそうでないものとを区別して暗記をしていました。

(佐藤さん)
4月中旬から勉強を始めました。筆記試験は、過去問を解き、自分で解説を作り、まとめていました。また、過去問を1回解いたら終わりではなく、5年分を3回程繰り返し解いて、わからない単語がなくなるようにしていました。
動画試験は、臨床検査技師課程で作って頂いた模擬動画試験で対策をしました。こちらも繰り返し解くことで、動画のどこの部分を見ればよいのかなどのコツがつかめるかと思います。
実技試験の対策は特にしておらず、昨年の試験内容を聞いただけでした。試験内容を聞いて、不安があれば練習をしておくと本番で焦らずできると思います.

3.受けてみた感想や、これから資格取得を考えている方へのアドバイスをお願いします。

(椋本さん)
実際は受けた後に「これは絶対落ちたな」と思っていましたが、なんとか合格できていてよかったです。私は筆記の対策を重点的にしていたため、実技の対策などは昨年の内容を聞くことくらいしかしていませんでした。試験当日は自分で思っている以上に緊張するため、一度くらいは実技の練習をしておくことをお勧めします。
講義や卒業研究もあり大変だと思いますが、努力は必ずいつか自分の力になりますので頑張ってください。

(佐藤さん)
過去問と少し傾向が変わったかなと感じ、受験後は受かった感覚は正直ありませんでしたが、合格することができて良かったです。
国家試験の出題範囲と被っているところもあるので、自分の知識がどのくらい身についているか確認できると思います。講義や研究、就職活動で忙しい時期ですが、自信につながると思いますので、挑戦してみてください。

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