環境材料化学研究室（指導教員：今野 大輝 准教授）に所属する、環境科学専攻博士前期課程2年の小泉大生さん、佐藤宏基さん、谷原彩音さん、花香有祐さん、そして博士前期課程1年の岩谷伸太郎さんの5名が、国家資格の「公害防止管理者（水質一種）」を取得しました。

公害防止管理者試験の水質関係で最も難易度が高い水質一種は、公害総論、水質概論、汚水処理特論、水質有害物質特論、大規模水質特論の5科目全てに合格する必要があります。さらに資格の性質上、関連法規や処理設備の幅広い知識が問われるため、水処理関係の専門業務を行う社会人が受験生のほとんどを占めており、学生の受験生は決して多くありません。そのような中で5名は研究室配属後から資格勉強に励み、在学中に全科目合格（資格取得）を果たしました。さらに博士前期課程2年の4名は、国内大手の水処理メーカーや化学メーカーへの就職が内定しており、大学院修了後も関連知識を活かして社会で活躍していくことが大いに期待されます。

他にも環境材料化学研究室では、現在6名の学生が公害防止管理者（水質一種）に科目合格しており、来年度以降も資格取得者が継続して誕生していくことが期待されます。公害防止管理者の他にも、生命圏環境科学科や環境科学専攻では様々な資格の取得を目指す学生へのサポートを行っています。これからも多くの学生が色々な資格に挑戦することを期待します。