日本科学協会サイエンスメンタープログラム修了式報告
2022年9月3日に、理学部5号館6階で、小川友希さん(東京都立立川国際中等教育学校3年生)のサイエンスメンタープログラム修了式を行いました。
本プログラムでは、生命圏環境科学科の齋藤敦子教授、生物学科の村本哲哉准教授がメンター、理学研究科環境科学専攻博士前期課程1年の大坂雄一郎さんがメンターズアシスタントとして、4月から約半年間小川さんの研究のサポートを行いました。
本プログラムでは、生命圏環境科学科の齋藤敦子教授、生物学科の村本哲哉准教授がメンター、理学研究科環境科学専攻博士前期課程1年の大坂雄一郎さんがメンターズアシスタントとして、4月から約半年間小川さんの研究のサポートを行いました。

写真左より:
メンター 齋藤敦子 (理学部 生命圏環境科学科)
メンティー 小川友希 (東京都立立川国際中等教育学校)
メンターズアシスタント 大坂雄一郎 (理学研究科 環境科学専攻)
メンター 村本哲哉 (理学部 生物学科)
メンター 齋藤敦子 (理学部 生命圏環境科学科)
メンティー 小川友希 (東京都立立川国際中等教育学校)
メンターズアシスタント 大坂雄一郎 (理学研究科 環境科学専攻)
メンター 村本哲哉 (理学部 生物学科)
1.小川さんの研究内容
「植物種子抽出液の浄化作用」
モリンガ(ワサビノキ科の植物)の種子に、濁水中の濁度成分の除去作用があるという論文を読み、その作用の有用性の検証を目的とした実験を行いました。実験を進めるうち、比較として行ったオシロイバナの種子でも、モリンガと同様の作用を示すことを見出しました。本研究成果は、第13回サイエンスメンタープログラム研究発表会(2022年8月7日にZoomで開催)にて、発表されました。
モリンガ(ワサビノキ科の植物)の種子に、濁水中の濁度成分の除去作用があるという論文を読み、その作用の有用性の検証を目的とした実験を行いました。実験を進めるうち、比較として行ったオシロイバナの種子でも、モリンガと同様の作用を示すことを見出しました。本研究成果は、第13回サイエンスメンタープログラム研究発表会(2022年8月7日にZoomで開催)にて、発表されました。

小川さんに修了証を手渡す齋藤教授

2.研究を終えての感想(小川さん)
本格的な研究に触れるのは、今回が初めてでした。今までは別世界だと思っていた大学の研究室で実験をさせていただいた時は、とてもワクワクしました!たくさん失敗もして、落ち込むこともありましたが、それ以上に楽しいことが多かったです。進路を考えるきっかけにもなり、参加して本当に良かったと思います。ありがとうございました。

日本科学協会より感謝状を受け取る大坂さん
3.メンターズアシスタントを引き受けての感想(大坂さん)
このような貴重な経験をさせていただけたことに感謝いたします。自分の研究では関わることのないテーマであり、改めて世の中には謎があり、面白い現象がたくさんあることが実感できました。また、人に伝える、教えるという経験を、今後の生活に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。

小川さん、これからもご自身の道を力強く進まれて下さい。応援しています!