生命圏環境科学科の学生が習志野市の市民講座を企画・実施しました
学生たちで市民講座の企画から実施まで!
生命圏環境科学科の学生6名がフューチャー・プロジェクトの活動として習志野市中央公民館の市民講座を企画・実施しました。中央公民館の館長から依頼があり、その内容は「学生たちで市民講座を企画し、そしてその講座でお呼びする講師を探してほしい」というものでした。これを受けて学生たちは「せっかく市民講座を企画するのだから、自分たち全員が講師になって取り組みたい!」という結論となり、今回の講師は「自分たち」という形となりました(あえて大変な道を選ぶのだから感心します)。8月25日に初回の打ち合わせを実施してから市民講座当日の11月3日まで、1年生の4名は毎日の授業やアルバイトと両立しながら、そして4年生の2名は卒業研究と並行しながら、毎日コツコツと準備を進めてきました。
プラッツ習志野を探検しながら防災を学ぶ!
今回学生たちで発案したのは、小学校低学年以下の親子を参加対象とする「防災隊長になりませんか?」という企画でした。みんなで中央公民館があるプラッツ習志野を探検しながら、防災について楽しく学んでいくという内容です。当日は朝から準備を開始し、会場の設営や機材チェックを入念に行って、最終のリハーサルをしたあとに、万全の状態で開始時刻を迎えました。講座が始まるまでは学生のみんなも少しだけ緊張していたような気がしましたが、始まってしまえばそんなことは全く感じさせず、堂々と頑張っていました。
今回はうれしいことに20名を超える多くの参加者にお越しいただきまして、参加してくれた子供たちがとっても元気なこともあり、大変盛り上がりました。まず事前説明を行ったあと、探検の地図を持ってプラッツ習志野の敷地内の探検に出かけました。探検していく途中の色々な場所で防災に関するクイズをしながら、関連するマークのシールを探検の地図に貼っていく形で防災に関する知識を深めていきました。探検が終わったあとには〇×クイズで楽しく復習し、さらにはまとめの話で防災に関する知識を深めていきました。このようなアイテムや資料は全て学生の手作りで、可愛らしい仕上がりで本当に素晴らしく、子供たちも喜んでいました。
講座の最後には子供たち全員に防災隊長メダルとお家で使える防災冊子をお渡しして、集合写真を撮って解散となりました。当日は天候にも恵まれ(快晴!)、トラブルなく講座を終えられました。そして何より約2時間の講座もあっという間で、参加者と一緒に楽しい時間を過ごせたと思います。今回参加していただいた皆さま、本当にありがとうございました。
学生の「やってみたい」を実現するフューチャー・センター
生命圏環境科学科ではあらゆる活動を通じた学びを応援するために、フューチャー・センターがあります。このフューチャー・センターでは、学生を中心としたプロジェクト活動を企画・運営するための様々なサポートが受けられます。また、学科教員がチームになって皆さんの活動の相談相手になり専門的なアドバイスをします。仲間と一緒に新しい活動にチャレンジしてみましょう。あなたのユニークな提案をお待ちしております。
(文責:生命圏環境科学科 今野大輝)
(文責:生命圏環境科学科 今野大輝)