自分の隠れた才能を伸ばす!?
生命圏環境科学プロジェクト実習
環境科学プロジェクトの概要
環境科学プロジェクト実習とは、生命圏環境科学科2年生対象の実習です。学生や教員発案のプロジェクトを、半年間の実習を通して進めていきます。担当するのは、生命圏環境科学科より朝倉先生、竹内、外部より吉岡先生(株式会社共同工芸社)、石橋先生(スカイプレジャー株式会社)、近江先生(合同会社共有価値計画)です。社会でご活躍の先生方からのコメントは、大変示唆に富んでおり、学生にとって大きな刺激となります。環境自治体会議環境制作研究所が実施するSDGsアクター認定制度の対象講義ともなっています。
2020年度は全て学生発案のプロジェクトで進められました。一つ目が、フードロスグループ、アルバイト先で食品が捨てられていることに問題意識を持っていた学生が関わりました。二つ目が、ボランティアグループ、ボランティア部で活動していた学生が中心となって、新たなボランティア先やボランティアを行う学生を発掘するシステムの構築について考えられました。三つ目が、環境意識啓発グループ、環境によくておしゃれな製品を同世代の女子に広めたい学生が集まり、Instagramの運用を開始しました。四つ目が、カルタグループ、絵を描くことと生物が大好きな学生が集まりSDGsカルタを作成することになりました。作品はTwitterで公開中!
coanamのInstagram
ミィーヤのアトリエのTwitter
オンラインでの作業は効率的?
2020年度はコロナの影響もあり、これまでと違ってリモートで実習をすることになりました。このため、Googleフォルダを共有し、毎回の話し合いの内容を記録してもらいました。外部の先生方からは、毎回やったことを記録したことで、それぞれが話し合いの成果を共有することができ、プロジェクトの完成度も高まったのではないか、という声が上がっておりました。やはり記録を取ることは重要だなあと教員側も学びの多い一年となりました。
自分の得意分野を見つけて伸ばす実習
環境科学プロジェクト実習では、自分の得意分野が何か、それを異なる価値観を持ったグループメンバーと協力する中で、どのように活かしていけるのかについて、実践を通して学ぶことができます。自分では気づかない才能が開花することもあるかと思いますので、興味のある学生さんは是非受講してみてください!
作品を見た吉岡先生が、端材でキーホルダーを作ってくださいました。SDGs&廃棄物削減のメッセージが込められています。