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大学院生が若手ポスター賞受賞/展望とトピックス誌掲載

第 86 回分析化学討論会報告
◆環境科学専攻 M2 の白土由佳さんの発表が、 『若手ポスター賞」に選ばれました!
◆環境科学専攻 M1 の金児勇輝さんの研究が、『展望とトピックス』誌に掲載されました!

2026 年 5 月 30 日(土)、31 日(日)に、久留米シティプラザで開催された第 86 回分析化学討論会に、
理学研究科 環境科学専攻博士前期課程(環境分析化学研究室)の学生 4 名が参加し、ポスター発表を行
い、博士前期課程2 年の白土由佳さんの発表が、 『若手ポスター賞』を受賞致しました。
また、博士前期課程1 年の金児勇輝さんの研究内容が、講演を含めた全発表の中から、身近な社会との
関わりが特に深いと考えられる研究(19 件)に選ばれ、小冊子『展望とトピックス』誌に掲載されまし
た。
学会会場:久留米シティプラザ(福岡県久留米市)
学会発表の様子
◆博士前期課程2年生の白土由佳さんの発表が『若手ポスター賞』を受賞致しました!
本研究では、低蛍光性かつイオン化効率の低い大気汚染物質を対象に、本研究室で見出された蛍光増強反応を利用した新規定量法の開発を行っています。学会では多くの研究者の方々と議論する機会をいただき、自身の研究を多角的に捉えるための新たな視点や今後の課題を得ることができました。今回の受賞を励みとし、研究内容への理解を深めるとともに、課題解決と環境試料への応用に向けて研究を進めていきたいと考えています。    
                                      博士前期課程2年 白土由佳
◆環境科学専攻 M1 の金児勇輝さんの研究が、『展望とトピックス』誌に掲載されました!

 

第86回分析化学討論会『展望とトピックス』

第86回分析化学討論会において、「養老川河口干潟の底質及び植物片中のPAHsの定量」を題目とした展望・トピックスの執筆およびポスター発表を行いました。PAHs(多環芳香族炭化水素)は、自動車排ガスや化石燃料の燃焼、森林火災などによって環境中へ放出される有機汚染物質です。その中には発がん性を有するものも含まれるため、環境中での継続的なモニタリングが重要とされています。本研究室ではこれまでに、養老川河口干潟の底質中から高濃度のPAHsを含有する「還元有機泥」を発見しました。本研究では、この還元有機泥が主に陸上植物由来の有機物から構成されていること、さらに高濃度のPAHsは植物表面に付着した大気由来のPAHsが供給源である可能性が高いことを明らかにしました。今回の発表を通じて、本研究成果がPAHsの環境動態における新たな移行経路の理解につながり、環境保全および環境分析の発展に貢献できれば幸いです。併せて、展望・トピックス記事もご一読いただければ幸甚に存じます。                     博士前期課程1年 金児勇輝
学会発表に向けて、各人が実験、データ解析、ディスカッション、要旨作成、ポスター作製などに取り組み、毎日遅い時間までよく頑張っておりました。当日は、様々な分野の研究者の方々から、多くの貴重なご意見やご助言をいただき、学生さんにとっても、私自身にとっても大きな学びの機会となりました。今後も、個々の研究に真摯に向き合い、自由な発想で主体的に取り組むことで、それぞれの能力をさらに高めていって欲しいと願っております。     
                                環境分析化学研究室 指導教員 齋藤敦子

*** 今回発表を行った研究は、以下の助成を受けて実施致しました。厚く御礼申し上げます。
・日本学術振興会 科研費(JP22K12348, JP25K15430)齋藤敦子

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